フレンドリーマッチ 6月30日(日)
フレンドリーマッチ vs SIC FC @ JSKL
天候/晴れ 34℃
30 Mins × 3 Halves (90 Mins)
2週間ぶりのホームゲーム。慣れ親しんだJSKLの天然芝は幾分深く、晴天と相まって選手のスタミナを奪っていく予感。
時間通りに20名弱が集まった相手チームは若手揃いであるが、ASTAKAも10代トリオを含む17名が迎え撃つ!
参加者:
GK/テツ
DF/フカツ、ヨースケ、マタ、ウッシー、セルジオ、ツッチー
MF/リチャ、クドカン、サイト―、モリヤマン、バラ、ジュン、リー、ケン
FW/セイヤ、MT(エムタウン)中村
負傷療養中につき見学/カミ
スコア:2-1で勝利
23分 0-1 失点
50分 1-1 ウッシー(CK)⇒ツッチー
90分 2-1 ケン⇒リー
(1本目)
ゲーム前にASTAKAスローイン講座開講。受け手の予備動作とスローのタイミング・質の共通認識をはかる。
ゲーム運びとしては、引き続きサイド攻撃とFW/MF/DFの各防御線を整えることを狙いとする。
ゲームが始まると統制が取れていない相手チームは若手選手が散発的に攻撃してくるだけで脅威を感じない。ただ前線左サイドで時たまトリッキーな切り返しでASTAKA守備陣を翻弄する選手に手を焼く場面もあったが、この日はプレーに積極的に関与するジュンと謎の発熱からの復帰戦となったバラの捌きによって無難な立ち上がりを見せる。
概ねASTAKAペースで進むが23分に失点の場面がおとずれる。右サイドで得たコーナーキックが逆サイドに抜け、左サイドから再びセンタリング。これがミスキックとなりロングカウンターの引き金となってしまう。先週に続きまたしても先制点を献上してしまう。
(2本目)
LMFに入ったサイト―がたびたび相手陣内に切り込みチャンスを生む。さらにボランチにポジションを変えたジュンがチームを牽引する。1本目から積極性がみられたが2本目はもう一段ギアを上げる。ボールを呼び込み長短織り交ぜたパスで的を絞らせない展開を見せる。守備強度も高く、時には隙あらばミドルショートを放つなどまさに今日のジュンは”王様”だった。待ちに待った覚醒か!?
相手運動量も落ち始めASTAKAが押し込む時間帯が続き20分に得た左CKからウッシーがゴール中央に入れたボールにツッチーが頭で合わせる。ベテラン選手が放つレアなヘディングでのゴールにピッチもベンチも歓喜に包まれ同点で終了。
(3本目)
2nd Break中に相手監督の檄がASTAKAベンチまで届くがASTAKAはクールに逆転を期して3本目スタート。両チームとも消耗の色が濃くなり、目まぐるしい選手交代で状況打破を伺うASTAKA。さすがに引き分けかと思われた終了間際にケンが輝きを見せる。左サイドからドリブルで中に切れ込み放ったシュートはGKの手をかすめ、これに詰めたリーが逆転ゴールを決める。消耗激しい時間帯にゴール前まで走り込んだリーも馬力があるところを見せた逆転劇だった。
総評:
得点シーンはツッチー&ケンのファミリー劇場であったが、何といっても今日のジュンのプレーは特筆モノ。ASTAKAの新たなオプションとして期待が高まる。
チームとしては、早いタイミングでサイドMFにボールを預ける事、そこに対しサポートに入りつつ全体的な押上げでコンパクトな陣形を作る動きが見られてきたことは好材料。
上述のサポート&コンパクトな陣形づくりは流れの中での相手カウンター防御の効果もある。
ただ今日のカウンターからの失点の場面は遠因含め複数の要素はあるものの、次戦以降、一人一人の素早いネガティブ・トランジションの意識を高めていきましょう。