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「中の人」がいる大切さ〜 シェアする美術

2019.07.04 23:29

NewsPicksと言うニュースアプリの記事で見つけた書籍「森美術館のSNSマーケティング戦略 シェアする美術」を知り購入しようと思った。

会社の隣にジュンク堂があり、発売間もないので置いてあるか不安だったので店内にある検索端末で調べ、置いてある棚に行ったら「美術コーナー」だった。

大丈夫か、ジュンク堂。これは間違いなくビジネス本のコーナー(マーケティングとか)だろう。(笑)

検索して良かった。ビジネスコーナーに行ってなければAmazonで買っていただろう。


森美術館は東京の六本木ヒルズタワー上層にある現代美術館である。そこのいわゆる「中の人」が書いた本。これまで実践してきた方の内容なのでかなり参考になる。今では珍しくないが美術館で「撮影OK」にしてSNSで広まった先駆けである。


「中の人」は面白くなくてもいい


すごく共感したのは

「中の人」は決して面白い投稿をしないといけないわけでなく、基本情報をちゃんと伝えること。この方は有名な企業の中の人のような個性をSNSには出していません。でも、ユーザーが求めているだろうと思う情報を発信しています。


目立つわけでもなく、

面白おかしくするのでもなく

炎上をねらうのでもなく

SNSという発信できるメディアを使い、

画面の向こうにいるお客さんを想像し、彼らが本当に必要としている情報を淡々と投稿していくのです。


これまで有名な「中の人」を参考にしていた僕にとってすごく楽になりました。面白おかしく投稿して画面の向こうにいる人を喜ばせる事が出来ればいいのですが、僕にはなかなかそれは難しいです。そうでなくても良いんだと。当たり前かもしれないけど、画面の向こうにいるお客さんが必要な情報とは何か?それを常に考えて伝えればいいと。


このような実践している方の生々しいSNSについての事が書かれている。やはり、個人のSNSと企業のSNSとでは微妙に違うのは実感しているのですごく参考になりました。

また改めて日々やり続けないとね。


本の終わりに

「中の人」がいる大切さ

というあとがきがあります。

やればすぐ効果があるのではないので専任のポジションを置くこと。「中の人」の強みはSNSを意識したプロモーションを発想することができるようになる。などと書かれています。まだまだ「中の人」は重要されていないポジションの企業が多いと思われるのでとてもわかります。うちもそうならないとね。そひて、僕がその道を作らないと若い世代にバトンを渡せない。



ジュンク堂は美術コーナー?

Amazonはここから

シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略