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【いつかは出たい王滝-前編】ジープロードをひたすら走ろう

2019.07.05 09:24

9月15日に長野県王滝村で行われるマウンテンバイクレース、

【SDAクロスマウンテンバイク(セルフディスディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝)】

大会公式サイト>>

前編では、

「王滝」とはどんなレースなのかと、心構えについてお話したいと思います。


「マウンテンバイク(MTB)を乗り始めたら、いつかは挑戦したい!」


そんなイベントです。

エントリーは既に始まっており、8月13日までです。(定員に達し次第終了)

距離は42km・100km・120kmとありますが、ひたすらジープロード(林道)を走ります。

ガレ場の下り区間もありますので、ただのジープロードではありません。

距離は長いので、途中湧水で水分補給をしたり、コースの眺めがとても良いので休憩がてら写真撮影をしたり、パンクしたタイヤを自分の力で修理をしながら、なんとか完走を目指します。

私も過去に2度出ていますが、とても達成感の得られるレースで、苦し楽しいイベントです笑


以下、「100km」の場合でお話しします。


100kmものオフロードをひたすら走り続けたことはありますか?

ふつうは無いと思いますので、未体験なことがたくさん起こります。

ガレ場の下りでタイヤサイドを切ってしまったり・・・

チェーンが切れてしまったり・・・

補給食が底をつきハンガーノックに陥ったり・・・

路面からの突き上げで腰が痛くなってしまったり・・・

転んで血だらけになりながら走り続けたり・・・笑

特に身体の不調や機材トラブルは、オンロードや周回コースで行われるレースと違い「トラブル」があっても、自分で対処しなくてはなりません。

マシンが壊れてしまったりハンガーノックで動けなくなったら、誰かに声をかけて次のチェックポイントやエイドにいるスタッフに伝えてもらわないと、迎えは来ないでしょう。

緊急性のある怪我以外は相当時間かかると思われます。

つまり、あらゆるトラブルに対しての「対処方法」や「準備」を覚えなくては、この距離のオフロードはとんでもなく痛い目に合います。

最低限、パンク修理、切れたチェーンの繋ぎ方を覚えなくてはいけませんね。

想定される完走タイムによっても準備は異なるので一概には言えませんが、5時間半で完走してた当時の私は、ドリンクは最低限2L持っていってました。

なのでキャメルバック等のハイドレーションバックにドリンクを入れます。

万が一のためにボトルケージにボトルも一本バイク側に備えました。

ボトルがあれば、万が一水が底を尽きてしまったときにも、湧き水からの給水もしやすいですしね。

長時間のオフロードライドで、腰が痛くなってしまう方は、あんまり重いバックパックを背負いたくないと思いますので、少し大きめのボトルを二つバイクに取り付けて、ハイドレーションバック内のドリンクは最小限にするか、もしくはバックを持たず、バイク側に全て携帯させるかですね。

全てのエイドで止まって給水を行うとすれば、2Lも要らないですしね。

しかし、止まらずに気に入っているスポーツドリンクをこまめに補給したい私は、ハイドレーションバック派です。

あと、バイク側に収納を持ってくる方に注意してもらいたいのは、走行中にバックごと飛んでいく(落としたことに気が付かない)可能性がありますので、何かメカトラブルがあってから

後悔することになります。

サドルバックを付ける方も、「結束バンドでしっかりと縛る」などの工夫が見られますね。


そこまでして、どうして王滝に出るのか?


やっぱり達成感ですよね(*^_^*)

トラブルが無いように、気を付けながらノントラブルで完走すれば万々歳。

もしトラブルがあっても、なんとか応急対応をしながら様々なリスク回避を行いながらなんとか完走。

どっちも達成感は計り知れません。

私の初めての王滝では、タイヤ選択のミスと下りを調子に乗り過ぎたことによって、30km地点でタイヤを大きくサイドカットをして、その後その箇所を発端にパンクを誘発・・・

「7回ものパンクに見舞われ、さらに補給食も足らず60km地点でハンガーノックになってそのまま走り続けて、なんとか7時間で完走」

2回目の王滝では

リベンジとして、様々な対策とリスクを抑える走りを意識して

「ノントラブルで5時間半でゴール」

という結果でした。


初めて王滝に出られる方は、

事前情報を調べて対策をおこない、

私の様に苦労しないように気を付けてください笑

以上前編はこの辺まで。

次回は機材編です>>