リフォームはひとつの選択肢

先日、リフォームコンパス東京表参道店に豊島区のＴ様がお越しくださいました。

当初はメールでリフォームのご希望などを伺っていましたが、

一度詳しく話を聞きたいということで、すぐに来店のご予約を頂戴しておりました。

お越しいただいたＴ様は女性お１人で、ご高齢のお母様と一緒に住んでいらっしゃるとのこと。

家は築４２年でトイレからはシロアリらしきものが出てきたこともあるそうです。

元々耐震診断も受けられており、倒壊の危険を指摘されていた様ですが、

やはりなかなか補強や大きなリフォームに踏み出すことは難しいのですね。

結局そのままになっていらっしゃったご様子でした。

というのも、将来Ｔ様がお一人になったときには、

一緒に暮らす猫３匹も含めて、郊外のマンションへでも引っ越せばいいかな、

というお考えもあった様で、家にあまり費用を掛けるご予定ではなかったのかもしれません。

ところが、借地の地主からリフォームなら問題ない旨の話があったり、

お母様もまだまだお元気な様子から、むしろ家の傷み具合の方が懸念され

大掛かりなリフォームを本格的に計画されるようになった、とのことでした。

実は、お家の計画にはいくつかの選択肢があることがあります。

例えば、建替えて新築にすること。

売却などをして別のところで新たに購入をする住み替え、

そして、大規模なリフォームなど、

細かく分類すれば、もっとあるかと思いますが、少なくとも色々な考え方がある訳です。

そして、その中で最も検討をつけにくいのが「リフォーム」となります。

リフォーム工事は、どのような家をどのような範囲・部分で、どのように工事するのかによって

金額は大きく異なります。

また、リフォーム会社の考え方などによっても、提案内容が大きく異なります。

そういった意味では、選択肢の中にリフォームが含まれる場合には、

まずはリフォームしたらどれぐらいのことができるのか、

あるいはどの程度の費用がかかるのか、を調べてもらいながら提案を受けることが必要なのです。

Ｔ様にもそういったお話をさせていただきながら、

現在のご不満な点、例えばお母様の様子を見る意味で、

死角が多い家のつくりをなんとかしたい、ということや、

防犯面でのご心配などをじっくりとお聞かせいただき、３社のご紹介をさせていただきました。

現在はまだ打合せの最中ではありますが、Ｔ様からは

「どこも、親身になって話を聞いてくれるので、１社にしぼり込めるか心配です」

というお声も頂戴しました。

けれど、消去法で必然的に検討する会社が脱落していく様な打合せと違って、

おそらくご満足いただけるのではないかと思います。

Ｔ様には、ぜひ良いお家づくりをしていただきたいと思います。

Ｔ様、ご来店くださって本当にありがとうございました。

Kousuke Kitamura