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aya's lounge

色彩間苅豆@巡業東コース

2019.07.07 12:45

こんばんは。


そろそろ太陽が見たくなってきました。


春から2週間ごとに入退院を繰り返している姪は、

家族の誰よりもたくましく生活をしています。


小学1年生で、一時は学校に行けないかと落ち込みましたが、

先生方のお陰で楽しく学校に行けています。


その様子に触れていると、

自分の心配ごとや不満は、

なんて贅沢なのだろうとポジティブになれます。


私は不断の生活を、楽しもう、面白がろう、

笑うことを大事にしよう、と実行しています。


これは猿之助さんのお陰でもありますが、

小さな体で治療を頑張っている姪のお陰でもあるのです。


姪のほうがものすごくポジティブなのですよ(笑)


姉のほうは小学4年生です。

今月は一緒に’キャッツ’を観に行く予定です。



さて、本日の巡業チームは移動日でした。

猿之助さんはblogやインスタのストーリーズを更新してくださり、

旅を満喫しているようです。


いよいよ青森から南下が始まります。


私が次に観劇するのは秋田の康楽館です。

怖い!?かさねが芝居小屋で観るとさらに怖いかもしれません。


初日に昼夜通したので2回続けて拝見しました。

色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)、通称かさね。


江戸時代、かさね伝説の怪談を取り入れて書かれた

四世鶴屋南北の「法懸松成田利剣(けさかけまつなりたのりけん)」

の一幕です。


何度か再演し復活。

1920年を機にコンスタントに上演されるようになったようです。


踊りの流派で様々な型があるようです。

今回、猿之助さんの振りが以前と違うように思うのは、

そのためかもしれません。


11年前、亀治郎時代に海老蔵さんと踊ったのを拝見しました。

その後は福助さんでも拝見し、

やはり踊る役者さんでこんなに違うものかと思ったものでした。


猿之助さんの道成寺もまた観たいのですが、

この’かさね’も心底観たかった。


今回で4回目だそう。


揚幕から登場し、

花道をやってくる猿之助さんの美しいこと!


久しぶりに若い女性役で舞踊劇です。

こういう猿之助さんが観たかったな~(笑)


お相手が相思相愛の幸四郎さんなんて夢のよう。

美男美女で眩し過ぎます。

華があり過ぎです。


浪人の与右衛門と腰元のかさねは心中を約束していました。

同じ家中での恋愛はご法度でした。

が、与右衛門が書置を残して一人いなくなってしまいます。


かさねは追掛け、与右衛門に再会することができました。

一生懸命引き留め、身ごもっていることを知らせると、

与右衛門は心中をしぶしぶ!?承諾します。


そこに鎌が刺さった髑髏を乗せた卒塔婆が川に流れてきます。


卒塔婆には「助」と書いてあります。

かさねの父の俗名です。


実は与右衛門はかさねの母と密通し、夫の助を殺したのでした。

かさねにとっては親の敵。


与右衛門もかさねもそのことを知らずに付き合いました。


与右衛門が気味悪がって卒塔婆を割ると、

かさねの顔が醜くなり、右足も不自由になってしまいます。


因果応報。

与右衛門はかさねに父母のことを話し殺そうとします。


因果を嘆き、必死に抵抗するかさね。

二人の壮絶な立廻りは美しく哀しいのです。


どんどん激しくなり、

若く美しかったのが髪や着物が乱れ、恨みの形相になっていきます。


猿之助さんの真骨頂。

助の霊が時々強烈に顔を出す。


幸四郎さんも乱れに乱れ、これは戦いかと思うほど。


七三で鎌を加えて姿勢を低くキマル形は、

側で見たら怖いのに色気たっぷりでかっこいい。


かさねは殺され怨霊になります。

逃げる与右衛門を霊力で何度も何度も引き戻します。


この連理引きがサイコー!!!


引きで舞台全体を見ると、

猿之助さん幸四郎さんの息がぴったりなのがよくわかる。


幸四郎さんが霊力を断ち切るのと、

見ていないのに猿之助さんの手が落ちるのがタイミングばっちり。


幸四郎さんの側で見たら、

ド迫力でこちらまで息が苦しくなった。


三味線が琵琶の音みたいで怖いし、

夢に出てきそう(笑)


幕切れまでドキドキが止まりませんでした。

最高にエキサイティング。


清元と一体になり、

何度でも観たい’かさね’でした。


巡業は会場によって舞台の大きさや設備が違うから、

連理引きの場面に限らず大変そう。


でもきっと二人なら

そんなことを感じさせずに楽しませてくれるのでしょうね。


興奮して長文になりました。

私の元気の源なので。。


有難うございます。

来週を楽しみにしています。




aya。