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(Report) Vol.102 ナチュラルライフを楽しく生活に取り入れるヒント

2019.06.28 02:33

2019年6月28日、乘行 美樹さんによる「ナチュラルライフを楽しく生活に取り入れるヒント」が開催されました。

「あなたにとっての幸せって何ですか?」

今回のテーマ・ナチュラルライフとは直接関係ないような美樹さんの質問から始まった講義。

お母さん、特に日本のママたちは家族のために!と自分自身を後回しにしがち。

けれど、自分が子どもの頃の気持ちを振り返ってみれば、お母さんには笑顔で楽しく幸せでいて欲しかったのでは?

だからこそ「まずは自分が満たされて幸せであることが大切です」と美樹さんは言います。


一体この話はラップやプラスティック容器との付き合い方と何か関係するのかな…?と少し不思議に思う参加者。

しかし、美樹さんの軽快なお話にぐいぐい引き込まれていくうちに、「なるほど!」と次々と繫がっていきました。

気づけば、ありとあらゆるナチュラルライフの方法をお聞きし、盛り上がった2時間。

ストレスなく取り入れるための、選択肢が広がりました。

こんなお話をお聞きしました…

今回のテーマ「ナチュラルライフを楽しく生活に取り入れるヒント」について、こんなことを学びました!


・炊飯器より楽チン?冷ごはんも温められる、おすすめの炊飯方法

・外から守らない?塗らない?シンガポールの強烈な日差し対策の工夫はそこにあった!?

・実は○○○がシミの原因!食生活を変えて紫外線対策

・なぜ良くないの?ラップ、プラスティック容器との上手な付き合い方

・子どもが飽きずに、創造性を引き出してくれるおもちゃとは?

・食材の美味しさを引き出す!調理道具と保存容器の選択方法

・身体と地球にやさしい洗剤の選び方、使い方

・気になるニオイや黄ばみも対策できるナチュラルな洗濯方法

・お肉の買い方と、長持ちしてもっと美味しくなる保存方法

・妊娠中には〇〇をしっかり摂って、呼吸と冷えに気を付ける!

・ジムに行くよりお得!体幹、筋力を鍛える雑巾がけエクササイズ

美樹さんは、「親が生き生きと楽しく生きてその背中を子どもに見せる。それが、子どもが幸せになる方法です。」と言います。

そして、「子どもたちが大きくなったとき、幸せな日々を送るためにどんな環境や地球であってほしいと思いますか?」と参加者に問いかけました。


【身体にいいものは地球にいいもの】と気づき、【環境を汚すことは自分の小さな不調を引き起こす】ということを伝えてくれた美樹さん。


未来の子ども達のため、という俯瞰したマインドを下敷きに、様々なチョイスを無理なく自然体で楽しんでいる様子の美樹さんのお話を聞いていると「やってみたいな」「美味しそうだな」「今より楽になりそう!」と胸がワクワクしてくる素敵な時間となりました。

参加者より嬉しい感想をいただきました!

今回このお勉強会に参加させて頂いたのは、プラスチック容器やラップ、ハイター等を使いたく無いけれども便利だから使っていることにストレスを感じながら毎日生活していたからです。以前、一気にそういった類のものを生活から排除しようとしてみて、疲弊してしまったことがありました。
今回美樹さんから、無理なく変えていく方法を教えて頂き、無理なく少しずつ生活の中に取り入れていければと思えました。
クエン酸水を作ることや、雑巾掛けを、遊び感覚で子供にやらせるという視点は私にはありませんでした。そういう視点を教えて頂いた事も、今回参加して良かったと思えました。
(N.Sさま)
子供が大人になった時どんな地球であってほしいか?どんな人といてほしいか?
そんな冒頭の質問から考えさせられました。
体に良いものを選択することは、地球に良いもの。ますます環境が厳しくなる中で、自分が日々選択することで、子供たちの将来の環境が変わるという意識を改めて持ちました。
しかし、私自身は現在洗剤や、ラップや、プラスチック容器も使っていて、自然派を日々の生活ではほとんど取り入れられていなく...
今回調理器具、おもちゃ、掃除、洗濯、食材の保存など多岐にわたって具体的に教えてもらえたので、少しづつでもストレスなく自分のできるところから取り入れていきたいと思いました。 
特に毎日使う調理器具や、おもちゃは早速取り入れたいと思いました。
また日々何気なくやっていたお掃除や洗濯も、自然なものでいかに汚れを落とすか、こんなに科学することができるとても頭の使うお仕事なんだなぁと感じました。家事を科学するお母さん...すごい!
みきさんはそれをとてもしなやかに楽しんで取り入れていらっしゃって、みきさんの発する言葉からは、家族や、地球を思いやる愛をひしひしと感じとても素敵だなぁと思いました。
第二子出産前にみきさんの知識とパワーをもらい幸せな時間でした。
(N.Mさま)
何かとワルモノ扱いされるプラスティック、私達の身近にある使い捨ての容器などのイメージが強いですが、車や建物などをつくる際にも使われており、今や快適な文明社会を過ごす上でもはや切り離すことが出来ないほど生活に入り込んでいます。そして私の夫はプラスティックに関する会社に勤めているので自然派の考え方でプラスティックを遠ざけるお話を聞くと少し心が痛んでいました。
でも今日の美樹さんの「買い物は投票」というお話を聞いて、代替の利かないものは仕方ないとして、日々の私たちのひとつひとつの選択が結果として会社や社会を動かすことにつながっていくんだなぁ、ということを感じて少し心が軽くなったように思いました。
事実マイクロプラスティックによる海洋汚染は社会問題になっていて各メーカーが、自然に還る素材や再利用可能な素材へのシフトを始めています。
「自分達の体に悪いものを取り入れたくない」という小さな視点だけでなく、「戦争やテロがない、食べ物の汚染も心配しなくていい世界を子どもたちの世代につなげていく」という大きな視野で物事を見るマインドが、基礎にあるのだということが分かれば、必要なもの・必要ないものは自ずと選択出来るように思えました。
何より美樹さんが明るく楽しくお話される姿、何事も面白く!な姿勢に惹きつけられ、ともすると私は「あれは危ないからダメ!これも悪いからダメ!」という思考になりそうなテーマだったのですが、そんなことは全くない楽しい時間でした。
(匿名希望さま)

学びたい!という意欲旺盛な参加者からの様々な質問に、あらゆる角度からユーモアを交えつつ応えてくださった美樹さん。トピックは本当に多種多様に渡りました。

けれども、その根底にあるのは【自分と自分の子ども達さえ良ければいいのではなく、次の世代を生きていく全ての子どもたちが安心して暮らせる地球を残していきたい】という想いです。

だからこそママやこれからママになる人同士が学び、手を取り合って協力していくことが重要ということを学ばせていただきました。

美樹さんの考えは、Mothers' Earth Communityが大切にしているものに、そのまま繫がるもの。これからも、なぜその選択をするのか?ということを、体の仕組みや食べ物の仕組みの根拠から学ぶ機会を提供していきます。

一緒に学んでみたいという皆さまのご参加、ぜひお待ちしております!


Writer: Kaoru Yonekura