テューバコンチェルト
2019.07.10 22:13
東京音大の後輩であり、音楽教室の同僚の、テューバの伊関氏が一般オーケストラバックにコンチェルトを演奏するというので、聴きに行きました。
このブログを見てくださっている方は、先日なぜか特定のクリアファイルだけが反り返る話をした際に、このコンサートの告知をしたのを何となく覚えてくださっているかもしれません。
ボヤっとしてる(クリアファイルのせい)。
ピアノやヴァイオリン、チェロなどはコンサートプログラムの中のコンチェルト枠によく入りますが、テューバってあまりないですよね。しかも一般オーケストラで、となるともっと少ない気もします。
本当は最前列で見たかったけれど、余計なプレッシャーかけるのもどうかと思ったので連絡もせずコソコソ行って聴いていましたが、素晴らしい。落ち着いた演奏でした。
印象的だったのは、この作品何度かカデンツァ(無伴奏でソリストが自由に演奏する場面)がありますが、そのたびに照明が少し落ちてムーディになるんです。どなたの演出かわかりませんが、少なくともソリスト本人は知らなかったそうです。
でもこのコンサートの客層は年配の方が多い印象でしたし、客席のマナーも少々気になることがあったので、オーケストラのコンサートに慣れていないのかもしれませんから、このような演出がある今何が起きているのかわかりやすくて良いのかもしれませんね。
伊関さんお疲れ様でした!
荻原明(おぎわらあきら)