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ミネラルとわたしたちの深い関係

2019.07.08 23:45

今回は題名のとおり「ミネラルについて」。ちょっと真面目な記事だけどコンビニ飯が食生活の中心だぜ!という人には読んでみてほしい。

遥か昔、4億年も前から、私たちの体液は海水と殆ど変わっていないといわれている。海水と同じバランスで、104種類ものミネラルが含まれているのである。 

海で生まれ、何億年もかけて陸で生きるための進化を続けてきた生物のひとつである人間がわたしたちな訳だが、残念なことに、体内でミネラルを作り出すということはできないため、主に食事で摂取するほかない。 海に行って心が落ち着く理由は、空中に気化した海のミネラルを吸収しているからだとも言われている。これは結構納得。 

それで、まずミネラルとは何かというと、人間の身体を構築する五大栄養素のひとつである。

カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、リン、カリウム、ナトリウムやヨウ素など……

なので、不足すると当然、健康ではいられない。  しかし現代社会では、便利で時短なインスタント品が溢れかえっていたり、食料中のミネラル自体が減っていたり、偏った食生活を繰り返すことで、わたしたち現代人は万年ミネラル不足であるとされている。 

ミネラルが不足するとどうなるか?を具体的に記すと 

・イライラ 

・睡眠障害 

・肌荒れ 

・肩こり 

・便秘 

・むくみ 

・冷え性 

・生理痛 

などが挙げられる。

当て嵌まる方、多いのではないだろうか?

その冷えやむくみ、生理痛は本当にあなたの体質なのだろうか? 昔からそうだし、とか、お医者さんにそう言われたし、と思う方もいるかもしれないけれど、普段、自分が口にしているものや生活スタイルをよ〜く顧みてほしい。そういえば、と思い当たることはどこかに潜んでいるはずで、改善出来ることやチャレンジできることもたくさんある。1日やそこらで劇的に変化することはないけれど、3ヶ月後、半年後、1年後、10年後と、確実に身体は変わっていく。  

わたしたちは年間4キロもの添加物を摂取していると云われていて、4キロって結構、いやかなり多い。4キロの米袋や肉の塊は相当に重いではないか。日本は特に添加物天国なので、ひょっとするともっと多いかもしれない。 

ここでわたし個人の体験の話をすると、健康なんてまったく考えていなかった中学生の頃、昼ごはんは3年間通してほとんどカロリーメイトだった。なぜなら食そのものに興味がなかったし、味が好きだったから。なんなら「こういうものを食べてるわたしカッコいい」くらいは思っていたかもしれない。『そういう年頃』だったので…

高校の頃も食生活はさほど変わらず、なんかそんなものを食べていた気がする。

大学生になり、かなり無茶な生活をしていた上にかなり貧乏だったので(手持ち100円、とかザラにあった)、1日に食べるものはマクドナルド(安い)かホワイトデニッシュショコラ(うまい)でほぼ二年間を過ごした。他に食べても、スタジオ帰りのラーメン(深夜)とかだったような気がする。典型的なクソバンドマンだったからだ。  

この頃の体重は36kg。おそろしい!現代に生きていて、しかもほぼ毎日ちゃんと学校に行っていたにも関わらず「とんでもない栄養失調である」とお医者さんに診断された。 

今は食に関することがなにより興味深く、楽しく、そして美味しく感じられるので、思い出すだけでもかなりゾッとするラインナップだが、こういった食生活を繰り返していた私の身に一体何が起こったかというと、上記全てである。運と若さから、なんとか生きながらえていただけだ。

当然、精神状態も最悪だった。ただでさえ悶々としたオタクだったのに、プラス攻撃的で、その上とても感情的だった。まだ免疫力も元気なはずの10代〜20代前半の身体でさえ、こうなる。

あの頃もっと食べ物に興味を持っていて、きちんとした食事をしていれば、10年後、つまり今、もっと身体は楽だっただろうなあと思う。

ガタガタな食生活に加えて、当時の仕事関係や人間関係のストレスで、20代途中から「クローン病(疑い)」になった。わたしは多分、それでも結構症状が軽い方だったと思うが、とにかくもう、ちょっとでも身体に合わないものを摂取すると、大腸が炎症を起こして悶絶するほどの痛みがくる。それも長ければ4時間とか続いて、汚い話だが上から下から大変なことになっていた。一番酷いときは3日に一度くらいの頻度で苦しんでいた。

クローン病というのは「自己免疫疾患」で、要は自分の免疫システムが誤作動を起こして自分の粘膜を攻撃し始めるというもの。併発した偏頭痛にもかなり悩まされ、もう死んだ方がマシなのでは? と思うときも少なくなかった。 

今思うと、大腸の健康具合と頭痛ってかなり密接な関係にあって、その辺が偏頭痛の原因でもあったんだろうな、というかんじだ。

流れなので書いてしまうと、そんな状態(免疫システムの誤作動)からわたしを救い上げてくれたのは間違いなく「フェイシャルリフレクソロジー」だった。もちろん自分の身体のことや食事のことも勉強したり、あちこち彷徨ったり試行錯誤して今があるわけだが、そういう自分の実体験もあって、今の仕事を自信を持って人様に行っている。

閑話休題。

そう!ミネラルである! 先にも書いたとおり、口にするものを変えるだけで、体調って本当にすごく変わってくる。マインドも然り。

ちなみにわたしは白砂糖からココナッツシュガー(ミネラルが豊富)やアガーベにかえて、添加物もなるべく摂らないようにして8年ほど経った。便利で美味しい♪と謳われている調味料も、植物油脂たっぷりのカレールーも、今ではほとんど使わなくなった。そういえば塩も変えた。他にも色々引いたり足したりして、今は全然元気だ。あんなにも苦しんだクローン病の症状もほぼない。

「しんどくない状態」は存在する。でもその「しんどくない状態がどんなものか」を知らないまま生活している人はとても多いと思う。なので、まずはたまに胃腸を労わる食事をして休めつつ、自分が今口にしているものを鑑みる時間を設けてみてほしい。これでいいのかな、と疑問に思うことこそ偉大な第一歩だとわたしは思う。これとはまた別に、オススメの食材みたいなものを書ければいいな。


そういえば食事とは方法が違うが、お風呂が好きな方にオススメしたいのは「LYOMER®︎(リヨメール)」の入浴剤。ちょっと、いや結構お値段が張るが、「生きた海水」を凍結乾燥させた入浴剤で、塩化ナトリウム(食塩)を大幅にカットしたうえで、他のミネラルやビタミンは普通の海水よりも凝縮されている、というなんかすごいやつである。一袋で3人まで入れる(経皮吸収するので、一番風呂の人が一番たっぷり吸収できる)

これに含まれる『酸化マグネシウム』が便秘や生理痛に良いとして、女性を中心に随分前から人気だ。タラソテラピーというやつである。通販などで買える。最近は色んなにおいがあるらしい! わたしはもっぱらオリジナルだが、東京に出張に行ったときなどに疲れを一気に取ってしまうために小分けの袋を買って(アトレ品川で買ったような気がする)20分ほど浸かる。

なんか最後は商品紹介みたいになってしまった。でも、へ〜そうなんだ、わたしの身体って、食生活って今どんな状態? というのを今一度見つめていただければ幸い。