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ISOT2019 レポ①こどもぶんぐ

2019.07.08 02:19

時間が空いてしまいましたが、無事ISOTPRサポーターとしてISOTにお邪魔してきました。Twitterではリアルタイムに気になった文具をどんどんアップしていましたが、こちらではもう少し分かりやすく、テーマごとにピックアップしてご紹介していきます。

 レポート第1回目は、こどもと一緒に使いたい・使わせたい「こどもぶんぐ」から。


IRODO 布に貼れるステッカー |(株)扶桑

直接布に貼り付けられるステッカー「irodo(イロド)」です。実際に貼り付け体験が出来るため、ブースは常に賑わっていました。

  1. カバーのついたシールの裏紙を外して貼りたいところにつける
  2. 上からコイン等で均一にこする
  3. カバーをそっと剥がす
  4. 剥がしたところを抑えて定着させる

ざっくりとですが、以上のステップで簡単に布にシールが転写されます。

特に、すぐに使いたい!と思ったのが「オナマエ」というシリーズ(上の写真にあるぶたさんのシール)。余白が多く取られたデザインなので、名前を書けば名札になります。突如として発生するこどもの名前付けミッションも、これを使えばかなりの時短になります。そして、有難いのがアイロンを使わずに済むということ!名前付けで一番気が重いのは、アイロンの存在。火傷の危険があるのでこどもがいない時を狙って出し、使い終わったら冷めるまで待つ等々、かなりの時間と気配りが必要です。そんなアイロンの力を借りずに済むのは本当に嬉しいです。

7/8にはシリーズ第三弾も発売され、今後の展開がとても楽しみな商品。名札として使えるタイプがもっと増えるのを期待しています!


《試してみたい使い方》


ぬりえワッペン・NUNO DECO PEN -DOT- |(株)KAWAGUCHI

アルファベット型の「ぬりえワッペン」と布にドットが書ける「NUNO DECO PEN -DOT-」とはぜひセットで使いたい商品。ぬりえワッペンには、あらかじめ黒い刺繍でブロック分けされています。これがぬりえの輪郭となり、枠内に好きな色を塗るだけで簡単にオリジナルロゴが出来上がります(上の写真はブースで体験をさせてもらったもの)。枠からはみ出す心配も無いので、失敗を気にせずに楽しく塗れそうです。お子さんと一緒に描いたワッペンを家族にプレゼントするのも良いですね。塗り終えたワッペンは、布物にはアイロン接着・ノートやスマホカバーには直接貼り付けが可能です。

ドットペンにも様々な工夫が。ペン先は普通のサインペンより丸くなっているため、布や紙に押し当てた時に綺麗なドットが描けます。押すとインクがグッと出て布面に綺麗に行き渡るように思えます。カラーバリエーションが豊富で、ビビットカラーだけでなくちょっと渋めな色もあるのもまた嬉しいです。

もちろん、紙にも使えます!上の写真は測量野帳に書いたものですが、裏移りはしていませんでした。

ぬりえワッペンは全16種(アルファベット13種・小さなモチーフ3種)。

NUNODECO PEN-DOT-は全15色。

どちらも7月発売とのこと。instagramの公式アカウントでは、NUNODECOシリーズのカスタマイズアイデアを公開しているのでぜひチェックしておきたいです。

ぬりえワッペンのアルファベットの種類はこれからもっと増えるといいな!


《試してみたい使い方》


にほんのしーる |(株)カミオジャパン

日本ならではの行事をテーマにした和紙製シールの新製品。その中でも気になったのが「JAPANESE EVENT」。四季折々の伝統行事が可愛いイラストになっています。和紙や箔押しが使われた丁寧な作りで1点1点の完成度がすごく高いです!

娘がシールに夢中なので、一緒にカレンダーに貼ったら季節の行事に興味を持ってくれるのでは…!?

他のテーマは「BAKUMATSU(幕末)」・「OSAKE(お酒)」と、こちらもなかなか攻めています。


《試してみたい使い方》


 TOY COLORシリーズ |PASUTO SRL 

最後に、海外のメーカーさんブースでちょっと変わった絵の具を見つけたのでご紹介。

PASUTO SRLは知育向けの画材や文具を多く取り扱うイタリアのブランド。ブースではたどたどしい英語でのやりとりでしたが、暖かく迎えていただき本当にありがとうございました!

上の写真のパレットは、あらかじめツートンカラーの絵の具がセットされています。これは、こどもに混色の仕組みを教えるための製品。筆で混色しやすいよう絵の具は大きなタブレットになっています。混色を前提とした色の組み合わせになっているので、どの色を混ぜると何色になるのか感覚的に学ぶことが出来ます。

周りの絵はすべて1つのタブレットを使って描かれたもの。たった2色で意外と色々なものが描けるのですね!

もう一つは、Parly Watercolourという水彩絵の具。固形絵の具にラメが混ぜられています。日本ではあまり見たことがありません。結構ギラギラした絵になるのでは…と思っていましたが、使用例を見るとパール調の優しい色合いで意外にも上品な印象でした(写真ではその色合いをうまく伝えきれず残念!)

広い面に塗ってもムラなくラメが広がるので、実際使ってみるとかなり気分が上がりそうです。また、絵の具が乾いたところを指で擦ってもラメが付かないそうです。これも嬉しいポイント!

この他にも、携帯用の絵画セットや組み立てると額縁が作れるセット等、日本の知育画材とは違った視点の商品がたくさんありました。全ての製品に共通するのは、環境に配慮した設計であること・こどもの創作意欲を刺激すること。ぜひ、日本でもたくさんのこどもたちに手に取って欲しいです。

こども向けの絵画教室にぴったり!


次回は、「家事文具」をご紹介します。なるべく早めにまとめます!


【12/25追記】

Toy Color の絵の具セットが販売開始されました。

こちらのサイトで購入できるそうです。気になる方は是非!