子供にまつわること
【親を選んでいる】
俗説で「子供は親を選んで生まれてきた」という話がありますが、スピリチュアル的にそれは真実です。
霊界にいる時分、この親なら魂成長に必要な学びを経験できるだろうと、守護霊たちと話し合い、それに合意して自らの意志で親を選択しているのです。
ですから親を嫌い「生んでなんて頼んでない!」と啖呵を切る子供はおかしい。自身で選んだのですから、親からしたらたまったものではありません。
そんなときは、親の方から「選んでなんて頼んでない!」といってやるのが大正解の返し。
親子は宿命。どんなに足掻いても絶対に解消することはできないのです。
【霊を見やすい】
子供は霊を見やすいとよく言われます。実話怪談を見聞きしていても、「子供が仏壇を見て笑っている」「見えない誰かと遊んでいる」など、子供が関連した怪談話は数多く存在します。
ではなぜか? それは、霊界から来て間もないからなのです。
子供はまだ人間界に染まっておらず、霊的エナジーが少々残っているのです。
そして、霊的エナジーが強いということは、霊の標的にもなりやすい。とり憑かれたり、妙なちょっかいをだされやすいのです。
霊がアクションを起こすときは人間に何かを伝えたいから。自身の思いを分かってほしいのです。
そのためには霊的エナジーが強く、大人たちに可愛がられている子供に異変を起こさせるのが一番良いのです。
そうすれば、子供の身を案じた周囲の人間たちが霊の仕業と関連付け、霊からのメッセージに気づくかもしれないのです。
【短命の子】
成人も迎えずに亡くなる未成年は沢山います。物的尺度でみると不憫で不幸でしょう。
しかし、霊的思考で魂は永遠だという視点からみると、その死者はこの上ない幸福なのです。
人間界にいれば、肉体の損傷もありますし、労働をしてお金を稼ぎ、衣食住を確保しなくてはいけません。また、睡眠を摂らなくてはダメですし、人間関係のしがらみにも悩まされます。
この世ならではの苦労が山のようにあるのです。
でもあの世には上記のような苦悩や気苦労はありません。肉体から解放される(死)ということは、本当に本当に幸せなことなのです。
地獄(この世)から天国(あの世)へお引っ越しできるのですから、とても幸運なこと。それもたった十何年生きただけで。
よって、短命な子供は決して不幸ではありません。その逆。幸福なのです。