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トランペット・トロンボーンレッスン

【トランペット初心者向け】吹き方(手っ取り早く音を出せるようにしたい人向き)

2019.12.08 02:53

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トランペットは音を出すまでがなかなか難しい楽器です。

パッと吹いてみて音が出ないのは普通です。

すぐ音がでなくても、向いてないというわけではないので、諦める必要はありません。


トランペットは人により奏法も違うし、考え方もそれぞれです。

ここでは、基本の音の出し方と、基本から少し外れても、とりあえずまず音がでるように、いくつかの方法を提案してみます。


基本の吹き方

持ち方

まず、持ち方から。

持ち方にも数種類ありますが、ここでは簡単な基本の持ち方だけ書いていきます。


左手

基本は左手で楽器を支えます。

強く握りすぎないほうが良いです。

右手

右手は添える感じ。左手の補助です。

親指はマウスパイプの下、小指はピストンの横にある指かけにかけます。


ピストンに指をのせた状態。

指の腹でピストンを押すのが理想的です。

親指はこちらでも大丈夫です。

ただ、深くつっこみすぎないようにしましょう。



息の吸い方

一般的には腹式呼吸が良いとされています。

イスに座った状態で前屈みになり、腰の少し上に手を当てて息を吸ってみてください。


そうすると、お腹が膨らむのですが、この時の体の感じを覚えてください。


腹式呼吸はお腹で息を支えるイメージです。

ここでは、腹式呼吸は置いておいて、息を吸う感覚を掴むためのトレーニングを書いておきます。


①息を限界まで吐いて

②限界まで止めて(気絶しないように)

③苦しくなって我慢できなくなったら一気に息を吸ってみてください。


普段の生活ではここまで息を吸うことはないと思いますので、このようなトレーニングで体を慣らしてみてください。



息の吐きかた


トランペットを吹くときの息は、意外とゆっくりです。

しかしそのゆっくりな息に加えて、お腹の支え(体である程度の圧力をかける)が必要です。


圧力をかけることも普段の生活ではあまりないと思いますので、簡単なトレーニングを書いておきます。


①​たくさん息を吸う

②1秒間「シーッ」と息をはく(声は出さない)

③1秒息を吸う

④1秒間「シーッ」と息をはく

⑤1秒息を吸う

⑥2秒で息を吐ききる


この時、「シーッ」という音が出来るだけ大きく鳴るようにやってみてください。

お腹に手を当てながらやることで、お腹の支えを使えているかどうか分かると思います!

本気でやれば続けて2セットするだけで、貧血気味になると思います。


唇の形

自然に口を閉じた形。

これに関しては人により色々で、あまり固定概念にとらわれなくて大丈夫です。

基本的に上下の唇を軽く閉じた状態が理想とされています。


音を出すときは軽く歯を開けた状態です。

つまり歯を噛み締めたまま吹くのはあまり良くありません。



マウスピースを口に当てる位置

唇の上下がマウスピースに収まるように。

これに関しても人それぞれですが、基本はマウスピースのリムの内側に唇が入っている状態です。

基本はこの図の通りですが、これに捉われすぎる必要はありません。

僕は唇が厚いのでちゃんと入っていません。

音の出しかた

トランペット等の金管楽器は、上下の唇を振動させることで音が出ます。


上下の唇の隙間から細く息を出します。

この時の息をたくさん出す必要はありません。

まずは上下の唇が触れあうか触れあわないかというところを意識すると良いと思います。


筋肉の使い方を覚えるためにマウスピースだけで音を出してみるのもオススメです。




必ずしも、教科書通りの場所で音が出なければいけないわけではありません!

基本は理解しておいたほうが良いですが、手っ取り早く音を出すには、手っ取り早く音がなるポイントをみつけるのが一番です。


まず、マウスピースが唇に当たるポイントが大事です。

人それぞれ音が出やすい場所が違うため、自分で見つけるしかありません。



今から数パターン書いていきますが、すぐに音が出るとは限らないので少しずらしながら、しばらく探ってみてください。


また、マウスピースを口にセッティングしたあとに大きく口を開いて息をすって吹いてみたり(位置があまりずれない程度に)


角度を変えて吹いてみたり


唇を両端に引いてみたり


中心に寄せてみたり



色々試してみてください。




上から探す


マウスピースを鼻のしたに当てて、ゆっくり下にずらしていきます。(マウスピースのリムの上側を支点にする。下側は少し浮いていて大丈夫)


そうすると上唇と肌の境目の部分が少し膨らんでいるため、少し引っ掛かりがあると思います。

その引っ掛かるポイントで吹いてみてください。




下から探す


上からの方が一般的ではありますが、

上から探してダメだった場合、下から探してみましょう。

今度は顎の方からマウスピースをずらしていきます。

支点はマウスピースの下側のリムです。


こちらも引っ掛かりがあるところで吹いてみます。



真ん中

唇が太い場合などは上の2つだと難しいはずです。

そのようなときは、マウスピースを当てたときに、唇の上下の境目がマウスピースの真ん中あたりに来るようにセッティングしてみてください。



当てずっぽうに探す

とりあえず音が鳴るポイントを探します。

意外と鏡など何もみずに構えてみると真ん中のつもりがズレていたりしますが、その場所がその人にとっての良い位置ということもあると思います!


鳴る吹き方を探す

トランペットは基本的に上下の唇(特に上唇)が振動して音が大きくなっている感じです。


なので、上下の唇が振動するポイント、吹き方を探してください。


唇を絞めてみたり、思ったより開けて息をバーっていれてみたり。


2,3時間ひたすら音が出るコツを探せば少し音がでるようになるのではないかなと思います!!


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