地球にやさしくなんて
2019.07.08 22:33
庭の山椒の木には、毎年アゲハ蝶がたくさん卵を産みつけます。
そのおかげで我が家の山椒は大きくなれません。
せっかく青虫になっても、ほとんどが鳥に食べられてしまいます。
諦めずに何度も産卵にやってくるアゲハ蝶。
今年はなんとかして蝶になってもらいたくて、玄関内に7匹を保護しました。
山椒の木はあっという間に食べつくされてしまったので、あちらこちらに声をかけて山椒の葉を頂いて用意するも、新鮮な葉しか食べないようで日々弱っていく青虫たち。
人間にできることなんてあまりないようです。
近くに緑地があることを思い出して行ってみると、大きな山椒の木がいくつもありました。
鳥もたくさん暮らしているので狙われてしまうかもしれないけど、人間のエゴは何の役に立ちそうにもないので、青虫たちは緑地の山椒の木に移住してもらうことに。
次の日、心配なので緑地に行ってみると、青々とした身体でムシャムシャ音を立てて葉をかじっている青虫たち。うちにいたときより元気そう。
自然を守ろうとか地球にやさしく、なんていうのはおこがましいことだなと改めて感じました。
わかっていても、つい忘れてしまう。
人間はいつだって地球や宇宙に対して余計なことばかりしているんですよね。