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忘れものに対して

2019.07.08 22:02

小学生にどぎつい言葉でしかった。

「借りるのが得意なんだから、そこら辺で借りてこい」というような。

夜、お母様がいらした。

びっくりして乗り込んでいらした。

まぁ理解できる。


5回や10回なら

まだ淡々と話す。

彼の場合

鉛筆や赤ペンなど筆記用具忘れは

30回や40回は軽く越えている。

勉強しにきているのだから持ってくるべきだと私は思ってる。


子どもたちに何をどう伝えるかは

とても難しい。

結果、改善されればいいと思っている。

家庭の価値観が生徒に投影されるので、保護者を通して改善を目指すことはしていない。保護者から「どういうことですか💢?」と言われることはまれにある。



私は遅刻や忘れものなどについて、あまりにも繰り返す生徒は、震え上がらせて心に刻ませるようにしている。

でないと、成長を待っていても、改善されないことが圧倒的に多いからだ。


他所のうちの子の躾なんて絶対したくはない。私は昭和生まれだが、平成育ち。昭和の頑固親父ではない。

ただ、忘れものや遅刻など、守るべきことを優しく伝えてスルーされ続けると、勉強についての指導もスルーするようになる。

そうなるとただの自習室になり下がり、ご家庭がすずのきに通わせる意味は薄れる。



だから

震えあがらせる。

気をつけていけるように。

目をみて、言葉をぶつける。

動揺するまでぶつける。

心の奥底に届くまで伝える。



そうしてなかば無理やり、すずのきの生徒たちはかわっていく。

全てそうとは言わないが、遅刻する子の親は遅刻する。価値観は皆、様々だ。

忘れものもそうだ。人のを借りればいいと思っているからだ。

重要だと教わって育っていないから、成長を期待して、待っていても

変わらない。

当たり前は、実に様々だ。


待っても変わらないケースがあまりに多く、学習態度は学力に直結することなので、成長を待つのはご家庭に対して、無責任だとも思っている。


ただ

やりたい仕事ではない。




すずのきでは忘れもの防止のため

1人1人に専用ロッカーを貸しています。

大切なお子さまの

筆記用具やノートの

忘れものにご注意ください。

あまりに繰り返すと

しかられます。