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じてんしゃにっき

【初心者向け】はじめての自転車選び。

2019.07.09 01:55

ブログのネタもないので、未だ流行り続けている(と思う)スポーツバイクに初めて乗りたい!という方向けの記事を、自分の自転車との変遷を軽く踏まえた上で(自分語りをした上で)書いていこうと思います。

主に「クロスバイクとロードバイク、迷ったらどっち?」みたいな人向けの記事です。

クロスバイク期

写真は末期のもので、ところどころにロードバイク用の部品を奢っていますが、原型を留めているクロスバイク、ミストラルです。実はこの自転車、高校時の校則「ドロップハンドル禁止」によって妥協せざるを得ず買った自転車で、ホントはロードバイクが欲しかったという気持ちがありました。これがミソで、この手のものを妥協すると大変なことになるということを後々思い知ることになります。

ロードバイク入門期

クロスバイクが悪いということはありませんでしたが、ドロップハンドルの自転車、ロードバイクに憧れてしまったが最後、2年間の我慢の後にロードバイクを手にしました。結局「ロードバイクが欲しいけど妥協してクロスバイク」はロードバイクに行き着きます。

フレームから部品を集めて一旦は完成。アルバイトで毎月のようにどこかをアップグレード。それなりに愛着のある自転車でした。しかしながらこれも実は妥協がありました。フレームです。

このフレームを選んだ理由が「早くロードに乗りたかった」「安かった」という圧倒的な妥協だらけのフレームでした。ホントはクロスからの続投でジオスがよかったのです。このフレームもそれなりに気に入って買ったのですが、今になって考えると「大人しく横に並んでいた少し高いジオスのアルミフレームにしておけばよかった」と思います。

現在

そして現在。(フレームは)妥協など一切ないものを選びました。トータルの金額にして初代ロードバイクの2〜3倍近い額になっている上で、さらに2倍近くの金額の投資予定があります。クロスバイクを買ったその時から憧れた自転車をついに手にしました。これ以降、この自転車より上のものを買うことは恐らくないと思います。

しかし自転車を3年も乗っていると、何もせずとも余りに余った部品で自転車1台分以上くらいになってしまうなんてことはよくある話で、恐らくこの後も遊び用の自転車が自然に出来上がったりしてしまうかもしれません。

と、以上が大まかな自分の変遷になります。これらから言いたいことはただひとつ、「妥協してもハマってしまえば行き着く先は一緒」ということです。

「クロスバイクはサブで使い分ける」という方法もありますけど、身体はひとつです。自転車での通勤通学もあるというなら話は別ですが、大学生以降で車を持ったりするとサブもヘッタクレもありません。楽な方しか乗らなくなります。

屋内保管が前提なので、基本的に自転車が増えれば部屋も狭くなります。

「ロードバイクが欲しいけど、高いからクロスバイクにしよう」というのはあまりオススメできませんし、自分の過去を振り返ると結局ロードバイクは買うことになっています。蓼食う虫も好き好きとは言いますが、こんな迷い方をしたうちの大半の人は、妥協せずにロードバイクを買う方がきっと幸せになれます。回り道が好きだとかそういう人であればクロスバイクから手を出してみるのもいいかもしれません。

クロスバイクから始めてみるというのも悪いことだとは言いません。クロスバイクによって得たメンテナンスの知識や自転車の構造なんかは2台目以降のロードバイクたちで活かされていますし、なんなら自分を振り返って見てみると、1番楽しんで長距離を乗っていたのはクロスバイクだったりします。これは「初めての愛車補正」なんかも入ってるかもしれませんが。

初めてで妥協の全くない自転車選びというのは不可能に近いものではありますが、クロスバイクとロードバイクという大枠で悩んでおり、それが使い方以外での悩み(資金面など)であるなら、妥協せずに良いものを買うべきだという結論で締めくくろうと思います。

結局は自分の気に入ったもの、好きなものであることが最優先事項です。

アンサー的な記事を書きました。