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山翠舎のブログ

セミナーレポート

2019.07.09 12:10

こんにちは! 管理部の小坂です。

本日、セミナーに参加してきました。


『飲食店経営者のための 集客・売上・利益UPセミナー』というテーマにて

一般社団法人 フードアカウンティング協会 アドバイザー遠山景子氏の講演を聞いてきました。

セミナーの内容のポイントは4つあり、まとめると以下の通りに…


①これからの飲食店経営において必要なこと

・消費者側のニーズ(外向き)、お店側の問  題(内向き)このどちらもに対してもキラーコンテンツとなる商品開発(品揃えより質の向上)が重要となる

②新規客を増やすための販売促進

・新規客獲得に大切なことは“知らせる”ということ

1 店の存在を知らせる 

2 店の内容を知らせる

3 店の特徴(良さ)を知らせる

③新規客開拓を実現するための方法

1 インターネット

お店の名前や商品、サービスに関連する言葉を検索したら、何かしら自店の情報が出てくるようにする(グーグルマイビジネス、食べログ等)

2 店頭案内

店舗外観は店前通行人にお店の良さ知らせる場所である店内の情報を店外のお客様にアピールし、入店を促す取り組みが必要

お店のアピール・情報開示(タペストリー、ポスター、おがみ看板等)

興味を持たせる(アイキャッチ)→ 内容を開示 → 入店

(興味を持たせて近くに引き付け内容を開示し安心感を与え入店してもらう)

3 その他の告知

店舗の業種業態やターゲットにより方法は様々であり目的に応じて方法を変える

例1) 業種業態 居酒屋

   目的 ディナータイムの集客

   方法 ランチタイム客へのディナーメニュー告知販促

例2)業種業態 洋食店

   目的 近隣の主婦層の集客

   方法 商圏内の住宅にチラシ配布(折り込み・ポスティング等)

例3)業種業態 懐石料理店

   目的 高所得層と近隣の主婦層の集客

   方法 高所得層へのダイレクトメール・近隣住宅にポスティング

④客単価UP(目標客単価)&利益UPを目指す取り組み

・客単価・利益が思うように上がらない原因は、お店そのものにある

・「つい食べたくなった」「欲しくなった」という欲求を訴求することが客単価アップの重要課題である

・メニュー表の役割

お客様がメニュー表から得られる情報で注文メニューを決定する

・メニュー表こそが、お店の売りたいもの、食べて欲しいもの、想定している客単価に近い注文をしていただくためのお店のメイン営業マンである

・目標売上を達成するための売上計画を設定する(目標客単価設定)

・目標客単価を実現するためのお客様の注文シュミレーションの設定

(理想的な注文=「お店の利益」+「お客様の満足」)

・メニューの分類する

 1 売れて、儲かる商品

 2 売れるが、あまり儲からない商品

 3 あまり売れないが、儲かる商品

 4 売れも、儲かりもしない商品

 上記 1と3の中から積極的に売っていきたいメニューを決定し、目標客単価設定を踏まえメニュー表に落とし込んでいく


上記の点を具体的事例を踏まえ、わかりやすく説明していただきました。

山翠舎も飲食店の開業&運営サポートをさせていただいておりますので、今後のお客様の

サポートに活かすべくとても参考になり有意義な時間を過ごせました。


おまけ…

先日、ブログでもご報告した『みつばちプロジェクト』で植栽した、猫が好む香りを放つことから名づけられた花“ネペタ・キャットミント”に…