PW50のエンジントラブル原因究明!
2015.05.30 10:44
先週末、息子のPW50がエンジンかからない状態に陥り、本日は新しいプラグ持参でオフロードヴィレッジに。
取り外したプラグは、びしゃびしゃ。
不完全燃焼なカーボンも蓄積。
これでは確かにエンジンかからない…
新品プラグに交換すればいけるはず。
ところが、プラグ交換してみても、エンジンはウンともスンとも言わない…
20分くらい自分なりに試行錯誤しましたが、改善の気配なく、私のような三流メカニックにはお手上げ;^_^A
ウエストポイントにバイクを持ち込み、福本店長がチェック。意外に原因不明で苦戦。
ガソリン流入経路を疑いキャブレターを掃除しても復旧しない。プラグもちゃんと火花を散らしており、点火装置には問題ない。
次に疑ったのは、マフラーとサイレンサーに燃えカスカーボン蓄積。バーナーで焼き、エアーで飛ばすと、中から恐ろしい量のカスが出てくる。
最後にエンジン内部を疑いバラしたらついに原因究明!
ピストンが異常磨耗ですり減り、圧縮漏れ、ガソリン漏れによるカブりを誘発してることが発覚。
ピストンが異常磨耗した原因はわかりませんが、エンジンがかからない原因はわかり、ウエストポイントの福本店長をはじめ、心配で見守ってくださっていた周囲の常連さんまでホッと一息。
かなり威勢よく燃えるからタールみたいなものがマフラーとサイレンサーの中にはベッタリだったのでしょう…
その後、エンジンはかかるけど、アイドリングが安定しない。なぜかマフラーをつけるとアイドリングが止まる;^_^A
原因がわかったのはいいけど、新車購入10ヶ月でピストンもシリンダーヘッドも交換コースです(>人<;)
その場で見守ってくれていた常連さんからは『レーサーなんてそんなもんだから』と(笑)
レース活動、楽しさの影に、茨の道あり。
追記
後日、ウエストポイント福本店長からエンジン焼きつきの原因が究明できたとのお話があり、「なぜかリードバルブのところに、木くずがあり、そのせいでガスが薄まり、ピストンが焼き付いたのでは?」とのこと。
どうやってエアフィルターとキャブレターをすり抜けたのだろう?という疑問はありつつ、とりあえず焼きつきの原因がわかり、モヤモヤは解消できました^^;