piano studio FANTASIA 〜大人のためのピアノ教室

脳と身体

2019.07.11 05:58

今日は、姿勢改善ヨガに行ってきました。

ヨガのポーズを使った体幹トレーニングをして体幹を鍛え、正しい姿勢を保てる体づくりをする教室です。

週に一度、もう2年くらい通っています。


私はピアノを弾く時間が長いせいか、巻き肩で猫背で、首も前に傾いています。

ピアニストも前かがみの姿勢になりがちで、猫背の人多いですよね。


2年前よりは改善されたような気もしますが、まだまだ体幹が弱くて、正しい姿勢が保てません。


私は自分でもビックリするくらい腹筋がなくて、常にお腹に力を入れて生活するなんて考えたこともなかった人生でした。。


これまでずっとノーマークだった筋肉を、意識して使えるようになるのは時間かかります。


腹筋意識しなきゃ!と思っても気づいたら猫背に戻っていて、また意識しなきゃ!と思い出す事を繰り返してはいるのですが。

脳と筋肉をつなげる作業は、なかなか難しく…。


身体の正しい使い方を脳に覚えさせて、無意識でも正しい姿勢を保てる事を目指して、まずはとにかく意識できるように根気強く訓練することが大事だと、先生に毎週言われるのですが。


ピアノと同じだなぁ…と思って聞いています。


身体に司令を出して動かしているのは脳なので、正しい筋肉を使って良い姿勢を保つのも、楽譜を見て指を動かすのも、脳なんですよね。


脳と内臓は仲良くなれない感じがしますが、脳と筋肉は訓練次第で仲良くなれるらしいです。


ピアノと脳の研究をされている方の記事で、興味深いのがありました。

脳の仕組みを理解して効率良く練習すれば、少ない時間で早く上達できるんだと思います。


面白かったのが、1つの音型を練習した直後に違う音型を練習すると、運動記憶の干渉が起こって、脳に定着しないというところ。


これは私は結構やってしまっているので、本当なら残念です。。


どれくらい間を開けたら良いのか書いてありませんでしたが、休憩は大事なんですね。

集中力も20分過ぎると低下するといいますしね。


どこか1つの音型に絞って15分くらい練習して、休憩して(昼寝したら定着する?)、また違う音型に絞って15分くらい練習するのを繰り返すのが理想的なのかな。


ピアノの構造的に、音色を変える事は可能なのか?っていう記事も面白かったです。




私は経験的に、間違いなく音色は変えられると思います。

同じピアノでも弾く人によって音色が全く違うのは、聴けば明らかです。


私の場合、欲しい音色が出るまで、力の入れ方とか指の動かし方を変えてみたり、指の腹を使ってみたり指先を使ってみたり、いろんな試行錯誤を繰り返して、耳で聴きながら感覚的に調整していきます。


なぜ音色が変わるのか難しい理屈はよくわからないけど、出したい音色のイメージと、実際出る音を擦り合わせていく作業は、地味に楽しいのです。


もちろん、これはアコースティックピアノの話です。

残念ながら電子ピアノではこれができないので、表現に限界がきてしまうんですよね。


何が言いたいのかよくわからなくなりましたが…

結局、何もかもが脳なんですよね。

使いこなせるようになりたいなぁ。。