室町時代を終えて。
2019.07.12 01:00
小学6年生は、歴史を室町まで終えました。
室町時代あたりまでくると、もう
あまり過去のことを習っている感覚に
ならなくなってきますね。
今の時代と通ずるものが多く、
特に今回は産業と文化を中心に
扱ってゆきましたが、
なるほどと思うことも多かったのでは
ないかなと思います。
地理も歴史もそうですが、
たった週に一回の授業で
中学レベルに匹敵するか、それ以上の
理由づけを以て学んでもらっています。
単に覚えるだけでなく、
それがどのような意味を持つのか、
そういう面も考えながら
進めてゆきます。
今日面白かったのは、
「加賀一向一揆は、浄土真宗ですが、
浄土真宗とはどのような宗教か
覚えていますか?」
と問いました。ある子が、
「浄土真宗は"絶対他力"です。
存在を信じれば救われます。」
そのように言いました。
このワードがすぐにでてきた時に、
よく資料を読んでいるなと思いましたし、
まず読んでから解くという基本的な指令を
確実に守って学んでいるんだなと
そのように思いました。
授業資料は、あらゆる理屈をちりばめていますし、
具体例もなるべく豊富に用意をします。
読めば読むほど、過去とその先の時代の
繋がりが見えてきて面白くなるように
作っているんですよね。
とにかく読み、話されてきたことを振り返る
機会を多く持つことです。
体に染み付き、絶対知識が飛ばない次元で
身につけてゆくことです。
そうできるだけの十分な課題も
毎週与えています。
但し、サボらなければ、の話ですが。