この世界に真実を
この世界は、
押したら出て来てきたり
出て来てきたと思ったら引っ込んだり
引っ張ったら引っ張られたり
引っ張り過ぎたら切れたり
人それぞれが心の中で
全く違う事を思い、望み、隠し
勝手気ままに推測し、
思ったり、思われたり、思わせたり
そんな人間ゲームの場所だと思っていた。
だから僕は僕が思う愛ってやつを
味わうゲームをしてみたら
『愛』がわからなくなって、
自分を見失ったんだ。
この体を貰ったのは
現れては消えるこの世界に
生まれた瞬間死に向かうこの世界に
クルクル回り続けるこの世界に
生きている意味があるのかって
わからなくなったんだ。
この一瞬のわひさびを
楽しめないのは『罪』だと思って
一生懸命幸せなふりをして
わざと楽しいふりをして
わざと充実したふりをして
全てに感謝をしなければと
自分の感情は押し殺し続けていたら
偽りの愛にも何も感じなくなって
自分が自分で無い事も平気になって行った。
この世界の愛ってなんだ?
この世界の真実ってなんだ?
何が本当で何が嘘なんだ?
それを言うなら僕は偽者だ。
この世界全てが偽者じゃないか?
誰かが作った『カタチ』 の中で
楽しいと思い込まされていないか?
誰かが仕掛けた『罠』の中で
怒りや悲しみを味わっていないか?
それは全て誰かが
楽しいもの。悲しいもの。愛すべきもの。
作った偶像じゃないだろうか?
今までやって来た事は
皆がやるからやっているだけ。で
自分はそこに居なかったのではないだろうか?
何が真実なのだろうか。
『この世界に真実を』
心から笑いたい。
心から出会いたい。
心から楽しみたい。
今までそんなことを感じた事が無いから。
それに気が付いてから
僕は僕を生きている。
あの真っ暗闇だった世界から
あともう少しで抜け出せる。
僕は僕を思う存分生きる。
誰にも遠慮なんかせず
自分を愛でいっぱいにして
自分のために愛を捧げるんだ。
僕らはやっと一緒に生きられる。