Fabrika Tbilisi で毎日だらだら/ジョージア
ジョージアに来て1週間がたった。
この前までいたスリランカと同じくらいの日数なんだけど、毎日ろくに観光もせずに、泊まっているホステル「Fabrika Tbilisi」でだらだらしている。
ここはバックパッカーが集まる大きなホステル。ドミトリーとシャワー付きのツインの部屋がある。ソ連時代に縫製工場だった建物をリノベーションしたホステルで、敷地には中庭があり、同じ建物の一階がカフェやバーレストラン、ブティックになっていて、ジャパニーズラーメン屋まである! 同じ建物のなかに、コワーキングスペースもある。どれもおしゃれ。
毎晩、宿泊者だけじゃなくて地元のおしゃれな若者がたくさん集まるからすごい人気だ。
このホステルの宿泊を 延長に延長を重ねてなんと7泊も居てしまった。
もちろん街中の観光も行ったりもしたし、ちょっと遠出もしたけれど、毎日は 基本的に酒と食べ物と旅人気分を満喫するこの空間だ。
一階はラウンジになっていて、食事もできるが、とくに何もオーダーしなくてもこのスペースでまったりできる。PCを開いて作業する人や、本を読む人、トランプしてる人、寝てる人、さまざまである。特になにも干渉されない空間。もしかしたら宿泊者だけじゃないかもしれない。
ぼくらもこの空間で何時間もいた。文章をかいたり、スクラップブックを作ったり、あるいはMacで作業したり、ブログ書いたり。
あと、なにより、この先決まって居ない予定を話し合ったり、そのホテルやエアビーの予約、電車の予約などをネットでした。
ああ、この感じが長旅ならではの醍醐味だなあ。思い出した。
旅が日常なのだ。ずっと移動の連続。その束の間、とくに観光もしないで無為な時間をすごす。のんで食べて寝る。
2002年に比べて、スマホがあるから日本のいろいろな情報もリアルタイムでわかってしまう。それでも異国にいると、日本のいろいろからは かなり解放される。夢を見ているような時間だ。
ああ、この感じこそが長旅だ。世界一周だ!
ジョージアは日が長く9時前まで明るいので、今日もいまから遅い晩御飯を食べに行こうかと思う。
/おまけ
さて、2002年の世界一周は、基本的に行った先についた後に宿探しをしていたが、昨今はそういう訳にはいかず、基本、事前にホテルを探して予約しなくてはいけない。(多くのホテルが予約前提なので、いきなり行っても「ネットで取ってくれ」と言われたりする。)
本来、自分の安心のためなんだけど、今いる場所ではない 先の場所のことを考えて、たくさんのホテルを比較して予約するというのは、いかがなものなんでしょ?予約を取るためにここトビリシに来ているみたいだ。
今日も1日ロンドンの宿探し、アムステルダムの宿探し、ロンドンからアムスへのユーロスターの予約、さらにはパリまでのTGVの電車探しなどしていた。さらには、もっと先の滞在先のローマのホテルがありすぎて比較にうんざりした。。。