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schoko(ショーコ)バイオリン教室 芦屋

ラカトシュコンサート、その後

2016.03.24 13:57

ラカトシュさんの、超絶バイオリン技巧とゾクゾクするほど色っぽい音色に魅せられてから5日。


生徒さん達にその感動を言葉で伝え切れるはずもなく、「動画で見てくださいね〜」と言ったものの、ライブの空気感は残念ながら動画では伝わらないですよね。


コンサート、オペラやバレエ、お芝居、ミュージカル、そして日本の伝統芸能も、舞台芸術はその空間にいる演者と観客とだけが体感できる「瞬間芸術」です。


しかしながら、動画や音声データほか文明の利器には、毎日たくさんお世話になっています。

パソコン、スマホ経由で知らなかった曲や演奏者に出会うことができ、楽譜屋さんでは見つけられなかった海外の楽譜が無料公開されてたり、安く輸入できたり。


生徒さんがレッスンで新しく練習する曲も、オーケストラ伴奏のオリジナル版からインスピレーションを感じてもらえたらと、レッスン中に一緒に動画を見たり、家での宿題にしたりすることもあります。


さてさて、ロビー・ラカトシュのコンサートでは、バイオリニスト2人とウッドベース、ギター、ツィンバロンの5人は譜面台も置かず、全て暗譜で弾いていました。

ジプシー音楽は伝承音楽で元々楽譜がなく、小さい頃から聴いて身体と耳で覚え込むとのことですが、ポピュラー曲やジャズ、新作も全て暗譜でした。


新しいメンバーというピアニストのみ、スタンダード曲以外の何曲か楽譜を見て弾いていたのですが、譜面ではなくタブレットでした‼️

時々タブレットをポチッと押して譜めくりする姿がかわいらしかったです(^_^)


古くからの「伝承音楽」と「タブレット電子楽譜」が共存するギャップに、にんまりしてしまいました。