パクり?引用?パーフェクトマンデー19『地球解放軍ジアース』
ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば指摘していくパーフェクトマンデー。
第19回目は『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』に掲載されている『地球解放軍ジアース』を取り扱います。
引用元:「懐かしゲームボーイパーフェクトガイド」P015
『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド (M.B.MOOK) 雑誌 – 2017/2/25』(Amazon)
『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド Kindle版』(Amazon)
先日の書いた「懐かしQBQパーフェクトガイドVol.∞」で「地球解放軍ジアース」の素材流用疑惑について書いたのですが、以前、金子氏から素材依頼があった際のラインナップを改めて確認してみたところ、「地球解放軍ジアース」が「GBでしか遊べない名作編ランキング10」のページでも扱われていることがわかりました。
「懐かしゲームボーイパーフェクトガイド」の48ページにある「歴代プレミアゲームランキング10」の「地球解放軍ジアース」ではパッケージ写真が使用されていたのですが、「GBでしか遊べない名作編ランキング10」の「地球解放軍ジアース」ではカートリッジの写真が使用されていて、どうやらこれはこれで別の素材が使用されていることが判明。
わざわざ別の素材を使用している意味がよくわからないため、ネット上をいろいろと調べてみると、こんなページにたどり着きました。
地球解放軍ジアース (箱説なし) | 予約 | GBソフト | 通販ショップの駿河屋
「懐かしゲームボーイパーフェクトガイド」に掲載されている「地球解放軍ジアース」のカートリッジの画像素材を確認してみると、周りのカートリッジと違って、斜めにして掲載しているモノの、カートリッジの側面が一切見えず、あからさまに正面から撮影した画像が使われています。
そこで、「駿河屋」さんのサイトにある「地球解放軍ジアース」のカートリッジ画像を確認してみると、こちらも正面からの画像。
更に比較してみると、「Nintendo GAME BOY」のロゴを囲んでいる楕円形の光の照り部分の位置が同じことと、ラベルの上部の浮き具合が類似しています。
元素材を確認すると、更にわかりやすくなります。
さて、この本で使用している画像については、奥付を見るとわかるのですが、「素材提供/ファミコン芸人フジタ、酒缶」とだけ書かれています。
引用元:「懐かしゲームボーイパーフェクトガイド」P128
『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド (M.B.MOOK) 雑誌 – 2017/2/25』(Amazon)
『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド Kindle版』(Amazon)
以前から説明しているように「地球解放軍ジアース」の画像はボクが提供したモノではないので、「ファミコン芸人フジタ」さんのカートリッジが撮影されたことになります。
決して、「駿河屋」さんが素材協力をしているような状況にはないのですが、これはどういった事なのでしょうか?
まぁ、「ファミコン芸人フジタ」さんが「駿河屋」さんから「地球解放軍ジアース」を購入した可能性は否定できませんけど、それでも撮影するごとに光の照りは変化するはずなので、そもそもの画像についてはネットからパクっている疑いが濃厚なんです。
これがQBQ金子問題の一つということが多くの人に浸透していけばと思っています。
今後も、ゲーム関係書籍とネットを見比べて、似ていると思った内容があれば、どんどん取り扱って数を増やしていこうと思っています。
パクりか引用かたまたま似てしまったか、実際のところはわかりませんけど、沢山集めることで、何が起こっているか具体的なことが見えてくるはずなので、新しい検証内容が見つかった際には月曜日に報告させていただきます。