『何食べたい?』『何でもいいよ』←なぜこれを言うとモテないのか?
よくある会話で、どちらか一方が『○○どうする?』って質問をすると、
『んー...どっちでもいいよ!』って返しちゃうことないですか??
僕は結構あります。
何食べたい?どこ行く?どっちにする?
これを聞く方も(もしかしたら)どちらでも良いから聞いてるのかもしれませんが、
どちらかが答えを出さないと結局はなしが前に進まない事ってよくあると思います。
『何でもいいよ』
『どっちでもいいよ』
って僕は〝非モテ言語〟だと思うんですよね。
(あ、非モテ言語でググっても出てきませんよ、今勝手に言葉を作りました。笑)
要は〝モテない人が使う特徴的な言語〟だと思うわけです。
なぜでしょうか?
質問をしてくる相手の気持ちを考えてみる
相手はどうする?と聞いているわけですから、
この時に相手が考えていることは3パターンあって、
①相手に合わせたいと思っている
②本当はやりたい事があるけど聞いてみる
③本当にどうしたら良いかわからない(もしくはどっちでも良い)
このどれかだと思います。
①は自分の主張よりも相手を優先させたいというパターン。
相手を思いやって立ててくれる気持ちがあるので、
キチンと答えてあげる、決めてあげる方が良いに決まっています。
決定権がある方がちゃんと決めないと、話が前に進みません。
②は女子に多いパターン。
本当はどちらが良いか、自分がしたい事が決まっているのに、
自分で最終決定をしてないという体(てい)を取っているだけですね。
この場合は質問された側が男子であるなら、
女子が『本当はどちらが良いと思っているのか?』探る必要があります。
ハズすとエライ事になるので、選択には気を付けましょう。笑
③は優柔不断で、モノを決めるのが面倒くさい人のパターン。
考えるのが面倒なので、決めるのも面倒、自分の主張がないパターンです。
でも実はこの③が一番多いケースなのでは?と僕は思ってます。
主張がない日本人の悪いクセ
主張する事ってとても大事だと思うんです。
日本人は特に主張をしない、自分の意見をハッキリといわない文化があって、
多くの人は『言わない』って事が美徳とされて育つ人も多いのではないでしょうか?
その原因は『相手の事を思っている(気遣っている)から』だと思うのですが、
果たして本当にそれが相手を思いやる事につながっているのでしょうか?
本当はただ、考えるのが面倒になっているだけなのでは??
決定権をもって、小さな選択の責任をもつのが嫌なだけなのでは??
だから『何でも良いよ』『どっちでも良いよ』というのは本当は
相手に考えを委ねて自分が楽(ラク)をしようとしているだけなのでは??
って僕は考えます。
本当に相手との関係を良くするなら『自分の意見』を持つ
何も考えない、選択しないというのは、ただの怠慢であると思います。
人間は常に一瞬、一瞬で『選択すること』を求められて生きていますから、
〝選ぶのが面倒くさい〟と思う気持ちは自然ではあるし、悪いことではないとも思います。
でも、そんな思考ストップな状態で良いのでしょうか?
プライベートな小さなことだったら問題ありませんが、
ことビジネスのシーンにおいて〝選ぶのが面倒くさい〟とか〝選択に責任を持ちたくない〟という人が居たとしたら、どうでしょうか?
自分の意見を持つ、主張を持つというのは本当に大事な事です。
キチンと相手に『自分はこう思っています』を伝えたうえで、
『では、あなたはどう思われますか?』と聞く耳をもつことが、相手との関係を最良に保つコツなんじゃないかと思ってます。
それは相手の事を思っているからであり、主張を大事にすることであり、お互いを尊重し合う事だと思うからです。
相手を本当に思っているなら、自分の主張をする。
これは自分の〝わがまま〟を言いたいわけではなく、
自分の意見だけを相手に押し付けたいわけでもありません。
どんな場でも、自分の意見を主張できる、そんな人間になりたいですね。