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【写真とは、現在地を知るためのツール】

2019.07.14 13:00

 

定期的に自分の写真を撮ります。

自分へのときめきがご無沙汰している時など

衝動に駆られます。

 

 

撮れば撮るほど

「あー!!」ってなります。

もっと、ここがああで、あれがこうなればなぁとか

自分の老化具合をじっと見つめたり。

で、自分の好きに魔法(レタッチ)をかけて

軌道修正。

 

「さぁ、これからどうする?」


ということを考えるんです。




2018 パリ


そして、仕上がった写真を宝箱(自分の写真フォルダ)に入れて

何回も見直すんです。

あの頃いいなと思ってたメイク、ヘアスタイル、服装が

時間が経つとうーんイマイチ!と思えたり

このヘアスタイルは小顔に見える、とか

この時より今は肌がきれいになっただとか

「どうしても気になるコンプレックス」などを

観察したりします。

 

写真嫌いな人って

自分を受け入れられていない人が多いと思います。

受け入れるどころか、認めることすらできない。

その状態だと、とてもつらいと思います。

わたしは、自分の姿の写真を撮るようになって

そこがまず変わりました。

 

「認める」

   

これも自分の姿なんだと、認める。

あぁ、このみっともないアゴのたるみが、自分にはあるんだ。

 

「いやだ!」「きらいだ!」「みたくない!」

 

とやっていては

何にも変わりません。

そのイヤな思いを抱え続けて生きるだけです。

まずそこを、恐れていてはダメなんだと思います。

しっかりと、自分の姿を受け入れて

さて

 

次、どうするか、かんがえる。

そこが、とても大事だし、

わたしたちにはそれを考える自由が与えられている。

行動の自由だってある。

これって、素晴らしいことだと思います。

もちろん、そのままでいたっていいんです。

 

ヘアスタイルが気に入らないなら変えてみる。

お肌が荒れているなら治してみる。

太り過ぎだと思ったら、体調管理に気をつけてみる。

どうしても受け入れられないコンプレックスがあるなら、整形だって考えていい。

  

ずーっと気になってたコンプレックスが、 

写真で見てみると、意外と気にならなかったりすることもあります。

 

せっかく

命を与えられてこの世界に生きているなら

自分にときめく自分でいたい。

わたしはそう思っています。





2018 AKIZUKI gallery


撮影した写真をクライアントさんに見せた時

「うわ〜」とか

「あぁ、ここがいやだ」とか

「気持ち悪い」

なんていう方がいらっしゃいます。

写真ってほんと

自分の心をうつす鏡だなと思う。

聞いているわたしは

少し寂しくなったりするんですけどね。

わたしもそうですが

人って自分にいちゃもんつけたいもんなんですかね。

そんな人が多い。

一体、何のためなんだろうって

書きながら思いました。

というわけで、

写真撮影は、今の自分の現在地を知ることができる

とっても素晴らしいツールなんです。

目的地があっても、現在地がわかっていないとたどり着けませんよね。

だから、おそれず、

写真にうつってみて欲しい。