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Wine Lover🍷

Givry (ジブリ)って覚えてますか?

2019.07.16 01:00

オーナー:『〇〇さん、ワイン会にジブリのピノ持ってくるらしいよ』


私:『ジブリのピノ?』

頭の中では…ピノキオってジブリ作品だっけ!?いや、ディズニーだよな…と妄想中。


オーナー:『トトロとか、宮崎駿アニメじゃないよ。ブルゴーニュのね!』


私:『あ、そんなのありましたね…。』

やばっ、完全に飛んでた(笑)


なので…ちょっと復習します↓


そもそも「Givry」ってブルゴーニュ地方のコート シャロネーズ地区にあったの思えてます?


コート シャロネーズは地理的に、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌとマコンの間に位置している場所で、ブルゴーニュ地方のちょうど真ん中にあるエリアなんですよ。


また、試験前はAOCが5つあって北から南に順に言えるように覚えましたよね。

白ワインのみのAOCやアリゴテ100%で造られる特徴的なAOCなんかも覚えた記憶があります。


《5つのAOC》

北からAOC順に

・Bouzeron(ブーズロン)

・Rully(リュリー)

・Mercurey(メルキュレイ)

・Givry(ジブリ)

・Montaigne(モンタニー)


覚え方は、頭文字を取って『ブリメジモ』でしたね(^^)


《白ワインのみのAOC》

"Bouzeron"と"Montaigne"の2つで、北と南でサンドイッチ。その他のAOCは赤・白ワインともに生産しています。


ちなみに、ブルゴーニュの品種は基本的に、ピノ・ノワール(赤)とシャルドネ(白)です。


そんな中、ちょっと変わってるのがアリゴテ品種100%を使ったAOC、北の"Bouzeron"です。


試験に頻出ですよ!覚えておきましょう。


さて、復習はこのくらいにして(^^)

今回頂いたワインはこちら🍷↓


Givry Les Bois Chevaux 1er Cru 2013

(ジブリ レ ボワ シュヴォー プルミエ クリュ)

生産地:フランス ブルゴーニュ 

品種:ピノ・ノワール


外観:縁がオレンジがかったルビーガーネット。少し発展的な感じ。

香り:熟したラズベリーに、少しドライにした薔薇、丁子や腐葉土、セメダインの様な香り。森の中に入った様な陰の印象。

味わい:柔らかいアタック、熟した優しい果実が広がる。しなやかな酸味に口を乾かす渋み。余韻に梅しそを感じる旨味がアフターフレーバーとして残ります。


涼やかでエレガントなワインでした。


『梅っぽいとか、梅しそ』って表現をあまり使いたくないけど、感じ取れてしまうのでご愛嬌という事で(笑)


もっと良い表現を勉強しないとなぁ。