もう炊飯器には戻れない!土鍋ご飯の魅力
おはようございます、鈴木裕子です。
我が家には炊飯器がありません。
7年前に「かまどさん」という炊飯用土鍋をいただいてから、ご飯はずっと「かまどさん」で炊いています。
ズボラで面倒くさがりで料理の苦手な私が、です!
スイッチを押すだけでご飯が炊ける炊飯器と違って、
「鍋でご飯を炊くのは難しそう」
「吹きこぼれて掃除が面倒そう」
と思っている方は多いかもしれません。
でも、実は想像以上に簡単で、予想以上にご飯が美味しいんです!
夏はとうもろこしご飯、秋は栗ご飯にキノコご飯。
テーブルの真ん中に置いて蓋を開けた時の家族の歓声ったら!
今日は、使い慣れれば炊飯器よりも扱いがラクかもしれない、そんな「かまどさん」の魅力をお伝えします。
■ほっこり丸く優しい佇まいに癒される
かまどさんは調理器具ではありますが、食卓のテーブルに置きたくなるような優しいフォルムです。
かまどさんから炊きたてのご飯をよそえば、それだけでごちそうです。
収納場所はと言うと、ほぼ毎晩ご飯を炊くのでしまう必要がなく、我が家は出しっ放し収納です。
キッチンに出したままでも気になりませんし、ほっこりとした土の質感が目に入る度にちょっとした癒しになっています。
そして、しまいこまなければ、重たい土鍋もラクに扱えますよ。
■吹きこぼれがなく面倒な火加減調整もいらない
土鍋ご飯の一番の不安は、吹きこぼれではないでしょうか?
ところが、かまどさんは全く吹きこぼれないんです。
7年使っていて、一度も吹きこぼれたことがありません。
かまどさんの最大の特徴は、中蓋と上蓋の二枚の蓋があること。
メーカーさんによると・・・
二重のふたは圧力釜の機能を果たし、吹きこぼれも防ぎます。
(伊賀焼窯元 長谷園)
なんだそう!
そんな”吹きこぼれ知らず”のかまどさん、我が家は3合炊きを使っています。
中強火の火にかけ(約14分)、蓋の穴から蒸気が勢いよく出始めてから1分後に火を止めます。
この間、火の調整は一切不要!
分厚い鍋底が、火加減調整不要の秘密のようです。
我が家のガス台なら15分炊けばいいと分かってからは、15分のタイマーオフ機能を使っているので、焦げ付かせることもありません。
そして、20分蒸らせば炊き上がりです。
説明書通りに浸水して、火にかけて、蒸らす。
それだけで、誰でも間違いなく美味しいご飯が炊けるんです。
私の帰宅が遅い日などは、小5の息子に炊いてもらうこともあるのですが、ちょっとぐらい水が多くてもかまどさんが余分な水分を吸ってくれて、結局美味しいご飯が炊き上がるのです!
■土鍋はタイマー予約ができない
- 浸水20分
- 炊く15分
- 蒸らす20分
と、トータル55分はかかるかまどさん。
「55分も待てないよー!」という日は、浸水なしで炊いちゃいます。
それでもちょっと硬めの美味しいご飯が炊けてしまうのですが、浸水した方が間違いなく美味しいので、お弁当用に朝急いで炊きたい時などは、前の晩に浸水させたお米を冷蔵庫に入れておきます。
これなら気温が高い夏場も安心ですね。
■煮物だって作れる
炊飯用土鍋として販売されているかまどさんですが、普通の土鍋としても使えます。
雪平鍋などと比べて保温性が高い土鍋は、火を消した後も余熱調理が可能。
野菜を煮崩れすることなく、じっくり味を染み込ませることができます。
肉じゃがなら、20分煮込んで火を消して、それから30分の余熱でホクホクしみしみになりますよ。
■お手入れはたったこれだけ
我が家は夕食時に3合を炊いて、炊き上がると直ぐに翌日のお弁当用に二人分を冷凍し、残りをいただきます。
空っぽになったかまどさんにぬるま湯を張っておけば、夕食が終わる頃には鍋にこびりついていたでんぷん質も浮いてくるので、さっとスポンジで洗い流すだけでOK!
ちなみに、中蓋と上蓋は「洗う必要がないのでは?!」と思うぐらい、汚れが付いてないんですよ。
全体を拭き上げたら、鍋底に水分が残りやすいので、底を上にして乾燥させます。
デイリーに使うなら、たったこれだけで大丈夫です。
普通の鍋とさほど変わりませんよね?
特にこだわったお手入れなどはなしに、7年前と変わらず美味しいご飯を炊くことができているんです。
多少の欠けや色褪せはありますが、我が家の大事な一員として育てている、そんな気持ちで手に取っています。
我が家は朝はパン食なので、他のご家庭に比べご飯の消費は少なく、土鍋と向き合うのも日に一度です。
ですが、1日に何合もご飯が必要なご家庭では、保温機能がない土鍋では洗って乾かしての手間を負担に感じてしまうかもしれません。
また、タイマー予約が出来なかったり、落として壊したりしないよう注意が必要だったりといくつかの欠点はありますが、かまどさん最大のデメリットは、『美味しすぎて食べすぎてしまうこと』かも!?
ふっくらと美しい炊きたてのご飯は、つまみぐいが止まらないぐらいの感動の美味しさなんです。
土鍋は面倒だというイメージ、少し軽減されたでしょうか?
自分の暮らしの流れに合うか、無理なく取り入れられるか、皆さんの参考になりましたらうれしいです。
毎日が快適に、ちょっと素敵な日々になりますように!
参照:伊賀焼窯元 長谷園
商品情報:長谷園 かまどさん3合炊き
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