伊南川 小川沢右俣~左俣
2015/6/20-21
メンバー:CLトシ(不参加)、SLノブ、NASさん、南郷勇、ガラ中さん、みのり姐、うど子
毎年6月の会山行のテーマは「雪渓処理と山菜」なのでR。
6月というのは普段行くような沢は雪渓がビッシリありすぎたりズタズタだったりして、おいそれとは近づけないのでR。
更に、雨が降ったりするし、山菜が採れないと叱られるし、岩魚は居ないのかとか、ショボすぎるぞとか危険すぎるとか、毎年6月の会山行担当者は胃が痛くなるほど頭を悩ませるのでR。
しかし、そうしてヒトは大人になるのでR。
さて、今回リーダーを仰せつかったトシちゃんもやっぱり悩みに悩んで、伊南川の小川沢という渋~いところを選んでくれたのでした。
ところがせっかく計画出来上がったのに、トシちゃんは仕事場からの飛行機が欠航してしまい山行に間に合わず、泣く泣く参加を諦めざるを得なかったのでした。
残念だったね、トシちゃん!計画ありがとう!おかげさまで楽しかったよ!
現地でのリーダーはSLのノブに任せました!
道の駅に前夜集合。
先発隊が眠りにつくころに後発隊が到着。
そして、空が白み始め入山祝いを終えた後発隊が眠りにつくころ、なんと先発隊のガラ中さんは起床したのでした
20日 (晴れたり曇ったり時々小雨、不安定)
小川沢林道は彼処又沢橋手前にゲートが設けられておりそこから小一時間の歩きで藤尾岐沢出合。
マイマイ蛾が大発生しており後ろから前から横から上から下からマイマイ蛾毛虫ケムシぃ~
キャアキャア大騒ぎしながらの歩き。
シオデがあってもワラビがあってもヤブに手を伸ばすのはコワいのでした
でも気合いを入れてほんのちょっとだけ伸ばしました~
踏み跡から入渓。
小川沢は穏やかな小さな沢で、道を隔てた叶津や蒲生とは違って細かい粘土質なのか水が茶色く濁っている。
山菜の植生も若干違うようだ。小さいが健気な岩魚君たちが元気だ。
二俣までは12mの直瀑以外は全く何もない。
滝は左岸のルンゼから巻いた。途中から薄っすらと踏み跡があった。
小規模な雪渓がいくつかあったけど、どれも下をくぐるか上を行くか軽く巻くかで楽に越えて行くことが出来た。
12m滝。少し戻ってルンゼから巻く。
まったりと山の恵みを少し頂きながらのウダウダ歩きだが、二俣にはすぐに着いてしまった。
でもせっかくなので、今日はここをベースとして春の宴を楽しむことにします!
漁労長の勇ちゃんは、なんだか真剣モードでみのりちゃんに釣りを指南していますが、もちろんみのりちゃんが頼んだわけじゃあないのよ。
みのりちゃんは見事人生初の岩魚をゲット!なんだか一匹釣らないと許してくれない雰囲気なのよ(^ ^;)
人生初岩魚ゲット。この直後落とす!
落とした岩魚を慌てて捕まえる!ちょちょっと漁労長!その手はなんですかっ!セクハラ証拠写真
漁労長の指導が良いのか、みのりちゃんが偉いのかは不明。
もしかしてだけど組合に入れられてしまうのかっ?(^ ^;)
刺身も初体験。やっぱりうまか~ここで、入会してみんなと一緒の泊りの沢が初めてのガラ中さんがこだわりの焚き火師であることが判明。
沢登り2回目のみのりちゃんに焚き火指南をお願いしました。
ガラ中さんは更に、こだわりの飯炊き師であることも判明しました~!
21日 (曇りベースでたまに降ったり。雷。不安定)
今日は右俣~左俣とまわり下山とする。
我々には只見は遠いので早起き&なる早出発。
思ったよりも雪渓は少なく、上部には全く雪渓無し。
トコトコ歩いてラクしようというオババの妄想は当てが外れた(^ ^;)
小滝なども現れ少しずつ高度を上げて行く。
小川沢は難しさはないけど、二俣から上はドロ壁、草付、高巻、ヌメッた細かいスラブ滝といった雪国特有のいやらしさを一通りちょっとずつ経験できる沢で、これから本格的に沢をやりたいという人には練習になる沢かもしれない。
実際行ってみると、さ~すがに沢2回目の新人向きではないな~(^ ^;)と思いましたが、なんとみのりちゃんはしっかりと安定した身のこなしで、いやらしい沢の下降含め全てばっちりクリア!
これならどこでも一緒に行ける!
体力は有り余り分けて欲しいほど。足腰腕力強く、蛇を見ても怖がるどころか「きゃぁカワイイ!へびちゃんこっちおいで~」とか言ってるし、とても沢2回目、泊りの荷物背負うのも初めてなんて思えません!
10年選手のような身のこなしは威風堂々安定している。
これからはみのり姐と呼びますいやへび姐?(^ ^;)
オラオラァと男性陣を引き連れてトップを行く日も間もなくです!
ガラ中さんはと言えばやる気満々!みんなが躊躇するようなドロ壁もサッとバイルを取り出しオラオラァと登ってしまった!
体もデカいし水にも強く、空手で鍛えた困難に打ち勝つ精神力!
人間は困難に直面した時に自分がどんなヤツかわかるのさ。
勉強熱心まじめに真っ向勝負。
全く以て頼りになる存在です!これから場数を踏んできっとみんなを引っ張って行っていってくれることでしょう
押忍。
さてと、リーダーノブの慎重なルート判断の下、汝倉山南西のC900m付近の南北に延びる尾根に詰めあがりましたが、なんとここには踏み跡がありました。
立派な踏み跡は汝倉山方面に延びているようでしたが、我々は反対の小川沢左俣のコル方面を目指す。
ブッシュの育った尾根の分岐は良く注意してないと見逃しやすいし、そもそも良く見えないし、慣れないとわかりにくいものだ。場数ね(^ ^;)
あらかじめ地形を頭に入れておき、そろそろだな~とか、ここら辺かな~とか注意して歩くと良いかな。
朝な夕な、夜な夜なワクワク地形図を眺めるのを趣味にして(?)山行前、山行中、山行後と眺め倒す!
そうすると距離感や傾斜が実感としてわかるようになり、山のクセみたいなものもわかり、植生も想像つくし、いつしか地形図を見ただけで疲れちゃったり冷や汗が出たり心臓バクバクしたりするようになって、自分で計画が立てられるようにもなり、オリジナルルートでの山行も妄想できるというもんだ!
画面スクロールじゃなくて、もっと広範囲に俯瞰できるヤツが楽しいっ
「いざとなればGPSがあるさ」という山行ばかりしていると、読図能力がなかなか育ちにくいでしょうねぇ。
GPSがいつも有効とは限らないし。
命がけで必死に自分で地形を読むような経験を重ねないと、等高線の間のドラマを読めるようにはならないんじゃないかな。
う~ん、これもやっぱり場数か(^ ^;)沢って場数の遊びなのか…(^ ^;)
事前の計画通りにビタッと決まった時は嬉しいもんですが、トシちゃん残念だったね!また今度。
さてさて、尾根の北側どんづまりから少しだけ西の尾根を辿り、左俣コルの手前の適当なところからブッシュを掴んで下降開始。
問題なく沢に入る。
途中滝が出てきたが、左岸から巻き降りることが出来る。
ヌメッたところも多いけど問題なし。
ドッカ~ンと腹に響くような雷が何度か鳴るなか、無事にベース到着。
増水する前に降りようと支度を急ぐが、どうやら大雨は免れたようだ。
元気なみのり姐を先頭に沢を下り、相変わらずマイマイ蛾を恐れながら林道を車止めまで戻った。
これからが楽しみだ!