会津 大戸沢岳 東尾根~桑場小沢 山スキー
2018/2/10
メンバー: USAN、うど子
久々に山スキーに行ける機会を得たので、会津の大戸沢岳に行ってきました。
2009年の4月に一度行こうとしてあまりのヤブに辟易して戻り、駒ピストンに変更した経緯があります。
今回はリベンジ。上部の面ツル斜面が魅力的だと思っていたのです。
年寄りだし久々のスキーなので、東尾根から登り条件が許せば桑場小沢滑降、ダメなら往路を戻るという作戦としました。
大戸沢岳は最近人気があるようで、この時期というのにお隣の駒よりも当日は入山者が多いようでした。(10人以上居たかも。)
技術的にも体力的にも駒よりも大変だと思いました。
にわかBCスキーヤーだけだと危ないかも。
また、車を止める場所が少ないので注意が必要です。
今年は里雪型ばかりで福井など北陸は災害級のドカ雪に見舞われていますが、山の積雪は拍子抜けするほど少ないようです。
三連休ですが前日はドピーカン、当日は午後から雪の予報でしたが予想以上に気温が上がり日差しも強い。
雪質は期待出来ませんが、締まってクラストしているところもありかなり安定しているようです。
東尾根は中間部には広くて緩やかな雪原が広がってますが、下と上は30度以上の急斜面で標高差も約1200mあります。
急登が続く登高は暑くて暑くてシンドイものがありました。
終わってみれば夜まで天気は持ちました。
トレースもありましたが、ありがたく拝借しながらも適宜自分の登りやすいルートを開拓して登っていきます。
途中、忘れ物を取りに戻ったり仕事の電話が入ったり両足の腿が攣ったりしながらノンビリとマイペースで。
あ、カメラは家に忘れて来ました(^^;)
かろうじて携帯で写メを数枚撮ったのみで肝心な良いところの写真がありません。
心癒される雪原もある。テントも雪洞もOK!
案の定雪は決して良くありませんでしたが、何度もキックターンを繰り返しヒーコラ言いながらなんとか上部面ツル斜面まで到達。(モナカ!)
滑り出しからしばらくは40度以上はあろうかという我々には足のすくむような急斜面(^^;)
なかなかスケールの大きな素晴らしい斜面です!
すげえぇぇ~!どこでも全部が垂涎の斜面!
スキーの下手くそな我々でもオオッと声が出ます!
上部は重い深雪でした。
ルーファイしながら下手くそなりにブォンブォンと浮遊感を楽しみましたが、どこもかしこも雪崩の好適斜面でビビります。
警戒しながら気合い入れて滑りました。
滑りは標高差にして約1200ありますが、桑場小沢は下大戸沢の広い沢床に達するまでは本当に雪崩の巣ですので、天候の履歴や当日の雪の状態に十分な注意が要るでしょう。
こんな巣の中では休憩もオチオチ出来ません。
というか、上部面ツル斜面にしても雪崩には要警戒です。
余程条件が良くないとヤバそう。
最近は東尾根から北東尾根に回り、途中から中ノ沢の傾斜が緩んだあたりに出るルートが良く取られているようでしたが、なるほどこの方がもっと安全だと思いました。
中ノ沢、桑場小沢、三岩沢などの沢筋は登路にはしない方が身のためだと思います。
デカいのが来たら下部まで到達しそうです。
ネットなどでは尾根の呼称がちょっとまちまちだったりするので、ルートは自分で判断しないと混乱するかも。
桑場小沢のC1600くらいから下、枝沢が集まって沢幅の狭まる辺り(雪崩の巣の中心部!)では、この人生で最悪のモナカ雪に苦しみましたが、沢が広がってきた下部の緩斜面では、モナカは収まったものの、斜面の凹凸どころか地面なのか山肌の壁なのかすら分からずホワイトアウトのような目の回る感覚を味わい、何度か突っ込んではすっころび足を取られてなかなか起き上がれませんでした。
消耗するわ~。
国道手前の下大戸沢の下部ではボーゲンすらままならぬ酷いずたずたガビガビガチガチのクラストに苦しみました。
下部に到達してからの方が時間が掛ってしまいました。
雪が良ければなんつうことなくあっという間に国道まで出られるはずです。
沢は下部では埋まらずに開いており、下手にぶっとばしたりすっころんで沢に落ちれば這い上がれずあの世に行くでしょう。(実際昨シーズンは穴に落ちる死亡事故があったようです。)
かろうじて狭いブリッジが渡れ渡渉は免れましたが、厳冬期でこれでは春が思いやられると思いました。
桑場小沢と下大戸沢出合い付近でもどこからかジャージャー水音が聞こえました。
雪の薄いところがありそうです。
屋根の雪や国道の雪も融けるほど気温が上がりましたが、夜からは雪で冬型に。
しばらくの間、雪崩には最大限の警戒が必要な状況と思われました。
何はともあれ無事に下山、ビールで乾杯!ん~、たまらん!
下手くそなりに久々に快感と充実感を感じたスキーで楽しかった~!
やめらんね~🎵