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朝日連峰 (茶畑山ー以東岳ー化穴山ー大鳥池ー泡滝ダム)

2018.05.07 07:13

茶畑山  5/1-2

NAS、うど子、みのり、ヒロP


最大9連休のゴールデンウィークを利用して、朝日連峰へ。

天気予報は、GW前半は好天、中間にかなり崩れ、後半は回復の予定。

3日は特に荒れ模様になる予報の中、雪の状態も確かな情報も無い状態で、

ギリギリまでウド子さんが計画を練ってくれた。

幾つかプランを作成し、第一プランは、茶畑山ー以東岳ー化穴山ー大鳥池ー泡滝ダム、とフルコースで。

現地にて判断して変更するつもりで出発。


林道をどこまで車で入っていけるのか?行ってみなければ分からない状況であったけど、

雪も少ないと聞いているし、泡滝ダムまで入れちゃうんだろうと内心は期待していた。

期待は呆気なく崩れ、蘇岡発電所までだった。。。

蘇岡発電所から茶畑山の取付きに有るマタギ小屋まで、春の息吹を感じながら、2時間半林道歩き。

前日に高負荷のリハビリトレーニングをした僕は、平地歩きにも関わらずキツイ・・・。

みんなに着いていくのでいっぱい、いっぱい状態。

マタギ小屋に到着時点で体力50%消耗・・・。


アイゼン装着し、茶畑山まで高度約1000m上げる急登の始まり。

ところが取り付いてみると雪が無い。木の根や岩に足を置く度、先日捻挫した足首が悲鳴をあげる。

みんなはスタスタと登っていくし、着いて行こうなんて無理難題。足を前に出すので精一杯。

ようやく視界も雪も出てきた頃には、体力80%消耗・・・。

雪庇がうまい具合に繋がらず、雪庇に出ては、藪に入り。雪庇、藪漕ぎと交互に歩を進める。

雪は未だしも、藪漕ぎは足首が限界。木の根、枝、岩が、僕を虐めてくる。

ポキっと音がしたのは、枝が折れたのではなく、僕の心だった。

この時点で体力100%消耗・・・。メンタルは既に限界・・・。

息が上がるわけでもなく、ただただ左足が限界・・・。

見兼ねたウド子さんが共同装備のロープを持ってくれた。

後光が差しているように見え、思わず合掌したくなった。

さらに、"茶畑に着かなくても、1090mを過ぎればテン場にしても良い"とウド子さんが言うので、

それ以降は、10秒に1度は高度計を確認していた。

が、全然上がらない・・・。あと300m・・・。

この時点で体力120%消耗。 思考停止し、頭の中は、無の境地。


ようやく1090m付近。

まだ先に進もうとするみんなを気力を振り絞り抵抗し、今夜の宿に有り付けた。

助かった・・・。

宴会は、大盛況だった。

それもそのはず、明日以降の行動予定を考えると、天候が大荒れになり停滞を余儀なくされること、

雪も更に悪くなりリスクも増えること等を鑑み、断腸の思いで、翌日下山を決めた。

3泊予定で担ぎ上げた酒と肴は、今宵の一泊に盛大に振る舞われた。

それにしても、4人して出るわ出るわ酒とつまみ。3泊あっても食べ切れないほどではないか??!!


翌朝、僕を除き3人は、茶畑山まで行ってくると出て行った。

先の状況は、雪庇がスパッと切れ落ちて無くなって藪に入ったりを断続的に繰り返す状況らしい。

行かなくて良かった♪


下山は、来た道を戻るのみ。

無駄口叩きたくても叩けない程に余裕はなく、左足は悲鳴を挙げ、ただひたすら昨日のマタギ小屋を目指した。

駐車場まで、山菜を取りながら歩く、僕以外は。僕にそんな余裕は、無い。

駐車場付近に今日は除雪が入ったようで、少しだけ歩きが楽になった。

ふきのとうに見向きもせず、一心不乱で車を目指し、到着!


出発前はいけると思ったが、

足の状態が思った程には回復しておらず、これまでで一番キツイ山行となった。

天候悪化での下山となったが、僕にとっては救いの天気だったのかもしれない。

今までメンタルはともかく、フィジカルでパーティーの足を引っ張ることは無かったと自負している。

それが今回、自分自身がお荷物状態になり、身体的ビハインドを持ってパーティーに加わる気持ちがわかった気がした。

それを知れただけでも今回の山行は有意義なものだったかなと思う。

また次回、今回のコースを完遂してみたい。


下山後、大鳥の玄関口、「旅館 朝日屋」に宿泊。

どんな料理かな? きっと大したことないから山菜持って行って天ぷらにしてもらおうか?

など言っていたが、愚考だった。

食べ切れないほどの豪華さ。これには一同ビックリ。

写真も1枚では収まりきらない、品数の多さ。

食事中の会話で、会員の話になった時、NASさんが、

「岡ちゃんは、学生時代は探検部でケータリングしてたんだよ」と。


「ケービングだよっ!!」と大爆笑だった。


食事が終わった後も、部屋に戻って酒を飲みまくり、

朝日屋での夜は更けていった。

次回来る時も、ぜひまたここに泊まりたいなと思ういい宿だった。


記:ヒロP