れいわ旋風で読めぬ「ステルス票」!
日刊スポーツ
【転載開始】
■れいわ旋風で読めぬ「ステルス票」
与野党は戦々恐々 2019年7月16日
参院選も終盤戦。
山本太郎氏(44)が率いる
「れいわ新選組」がどこまで
勢力を伸ばすのか、各党は
戦々恐々だ。
街頭演説は満員の聴衆だが、
支持の実態が見えづらい 「ステルス票」
だからだ。
一方、山本氏は15日、
結党時からの寄付が3カ月で
3億円を突破したことを明かし、
さらに1億円の増額を目指すと
表明。
刺激的な言葉を交え、
政治の現状打破を訴える山本氏
への共感は、どんな形で票に
現れるのか。
れいわ「ステルス票」の行方は、
永田町の常識も変える可能性が
ある。
◇ ◇ ◇
参院選も残り1週間を切り、
与野党は終盤の戦略を練る。
そこで、れいわ新選組の議席
獲得への関心が出ている。
東京選挙区と、
比例代表に山本氏ら9人の計10人
を擁立。
公示前は懐疑的な見方が多かった
ものの、政界関係者によると、
最近の情勢調査では、
議席獲得の可能性を指摘するもの
が出ているという。
れいわの街頭演説には連日、
多くの聴衆が詰めかける。
動員はなく、口コミやネットの
情報が中心だ。
ラストホリデーの15日、
東京・JR中野駅前の街頭演説も同様。
駅前のロータリーや、
歩行者デッキにつながる階段も、
人で埋まった。
山本氏は 「現場が盛り上がっても、
必ずしも票に結びつくことにならないと、
経験で分かっている。
メッセージを 受け取った方がどう動いて
くださる かです」と、冷静だ。
一方、05年郵政選挙では、
小泉純一郎首相の遊説に集まる
聴衆が目に見える形で増え続け、
自民党は圧勝した。
れいわが有権者の関心を集めて
いるのは間違いなく、
ある政党の関係者は
「票の出方は読めない。まさに
ステルス票だ」と、警戒を強める。
れいわは、活動費を寄付で
まかなう。
演説会場には寄付を募るブースが
あり、この日も列ができた。
陣営によると寄付する人の数は
増えており、性別や年代も幅広い
という。
山本氏はこの日、結党した4月10日
からの寄付が「3億円を超えた」と
明かした。
「1週間、夕食のおかずを1品抜いて
1000円寄付した」人もいたという。
今後、さらに1億円の上積みを目指す。
「これまでは草の根やインターネット
の枠から出られなかった。より多くの
人の目に触れたい」と、
新聞広告の掲載など新たな広報戦略も
視野に入れる。
法人税への累進制導入など財源を
示し、消費税廃止を前面に押し出す。
山本氏は
「(安倍政権が10月からの消費税率)
増税を宣言して選挙をするのは、野党
に勝てると思っているからだ。こんな
悔しいことはない」と憤り、
「この国のオーナーは国民の皆さんだ。
力を合わせ、政治を大きく変えよう」
と結集を促した。
「少数派でも、けんかの仕方はある。
永田町の論理に一切従わないややこし
い人を、1人でも国会に送りたい」。
山本氏の訴えは、永田町の景色を変え
られるのか。【中山知子】
【転載終了】
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この聴衆の数が票に結び付けば
いいのですが。
学会員票がどれくらい流れるか
でしょうかね。
元学会副会長(元国交大臣)の応援
演説が効いてくるかも。
あの小泉進次郎氏の街頭演説でも
拍手はパラパラでしかなく、メッキ
が剥がれてきたのでしょうかね?
実際、進次郎氏には政治家としての
実績がないですからね。