初診の滞在時間を短くする秘訣
当院での初診の滞在時間の目安を記載いたします。余裕をもって予約をご調整ください。
病状により調整できる範囲に限界はありますが、”問診票のコメント欄”に「何時何分までに出たい」と記載されれば調整いたします。
お車で来院される場合には駐車場料金も発生いたしますので、できる範囲にはなりますが、努力いたします。
しかし、心療内科・精神科の初診のみ、病歴を確認するため、どこの医療機関でもそれなりの時間がかかります。ご注意ください。
当院では、軽症で問題がない方なら全行程75分が最短、通常は96分以上かかります。再診は最短で36分です。
これらの目安をふまえ、お時間を調整されたうえで、受診時の交通機関を選択されて、ご予約をおとりください。
もっと短い再診、薬だけの処方をご希望の方には、自由診療のオンライン診療がございます。再診が6-10分程度になります。
支払いは、予め登録したクレジットカードから引き落としで会計時間ゼロ。院内処方薬のみの処方内容なら自宅にお薬が届きます。
ただし、対面より値段は高くなります。
もしくは、他の駅近の診療所を受診されればオンライン診療より時間はかかりますが、回転は早く通常料金かもしれません。
当院は、駅から離れ、ゆっくりお話を伺ったり、心理療法や漢方治療を希望される方に丁寧なご説明をする予約制の診療所です。
からだの病や副作用を見逃さないよう、からだのチェックも無料で行っております。その分、時間はかかることをご理解ください。
通常の薬物療法のみご希望の方は、お近くの駅近クリニックをご利用された方が便利でしょう。
<診察前にかかる時間>
30分くらいかかります。事前に申し出ていただければ、多少短縮できるよう工夫いたします。
*受付、情報入力:15分程度
保険証コピーと情報入力が必要です。個人情報の入力も必要になります。診察券作成もいたします。
アプリの診療カルテZEROをダウンロードし、アプリからご予約いただくと個人情報の入力を多少省略できるため早くなります。
お急ぎの方は、ご利用をご検討ください。
*問診票記入:10分程度
利用者により記入速度が違うことをご理解ください。早く済む方もいらっしゃいます。
お急ぎの方は、1,3枚目+2枚目の採血希望欄のみご記入ください。
急ぎ過ぎて記入漏れをされると、空欄を確認いたしますので、長くなるかもしれません。
*初診時の心理検査:10分程度
利用者により記入速度が違うことをご理解ください。お急ぎの方は、記入もスピードアップしてください。
*バイタルチェック:10分程度
受付で血圧のみ測定していただいた後、診察室でバイタルチェックをご希望されれば時間短縮になります。ご希望をお伝えください。
受付、情報入力は、問診票記入・初診時心理検査の間にすませますが、通常は、診察前だけで、30分程度かかります。
<診察後にかかる時間>
検査を行わなければ最低15分になりますが、検査があれば30分程度かかります。
なお、アプリで次回予約をとれば最低10分、検査ありで25分まで短縮可能です。
*採血:10-30分程度
血管が太く出やすい方なら10分程度で終了です。2回まで採血を行いますが、その場合は、準備や再検査に時間がかかります。
*心電図検査:5-15分程度
心電図の機械を動かすなど使い方を誤らない方では1回でスムーズに検査が終了します。誤られると再検査が必要になり長びきます。
*会計処理:5-20分程度
心理検査、採血項目、心電図、処方、予約日に変更がなければ、5分程度で会計処理と領収書・明細書・処方箋の発行は終わります。
途中で、この検査は不要、この薬を追加、予約日変更などの修正があると1回目の入力を削除し、会計修正が必要で時間がかかります。
すなわち、初診で調べることが多い検査を変更したり、処方薬を一部不要と申し出たり、予約日を決めた後変更すると長引きます。
因みに、電子カルテを採用している診療所では、システムダウンや停電が起きると会計が滞るのが、弱点かもしれません。
滅多にないことですが、長時間お待たせしたくないので非常時に紙の処方箋や領収書・明細書で対応できるよう備えました(19/8/16)
*会計:5-10分程度
現金払いがスムーズにいく場合もございますが、おつりがない、金庫の不調などが発生すると調整に時間がかかる場合もございます。
隣の戸田文具店前にある自動販売機などで小銭に崩していただき、お釣りのない支払いをされると早くなります。
お急ぎの方はご検討ください。
または、クレジットカード払いを選択されると機械エラーがない限り、速やかに支払いができます。お急ぎの方はご検討ください。
なお、「5分で診療所を出たい。今すぐ会計を」と診察後に希望される方もいますが、必ず診察前に出発希望時間を教えて下さい。
職員を急かせばエラーのもとで長くなります。「今から〇分で〇〇しなさい」というご希望には添いかねるため予めご了承下さい。
*次回予約:5-10分程度
予め、第三候補まで考えておかれますと受付で予約日時の空き状況を確認し、次回受診日を速やかに決めることができます。
初診から1か月は原則1週間に1度(場合によっては2週間以内)の来院です。2-3か月では2週間が最大です。
4か月以上で病状が安定されていれば、30日処方が最大となります。
*当院は、数か月処方など長期処方は、安全管理上いたしかねます。ご注意ください。
受診前や診察室入室前に予定を事前に確認されておくと早くなります。診察券もすぐ出せるよう備えていただけますと早くなります。
お急ぎの方や予定がわからず決めきれない方は、処方薬のある期間内に後日予約をお電話でとることもできます。
ご自宅で、ゆっくり検討されてください。分からない予定を診療所で悩まれると、時間がかかるものです。
診療時間内にお電話をかけることが忙しくて出来ない方は、アプリをダウンロードしてください。
当院を選択すれば、24時間どこからでも予約をとることができます。スピードアップしますので、是非ご活用ください。
<初診診察にかかる時間>
心療内科・精神科の初診では医師診察に31-45分程度かかるのが通常です。
お急ぎを希望と予め伝えられた方では15-29分程度に短縮できないか調整を試みますが、診療の質は落ちる場合もあるでしょう。
しかも、病状や状況によっては、ご期待に沿えない場合もございます。
下記をご参考になさって、そのような事態に該当するようでしたら、より適切な病院を予め選択なさるよう、ご注意ください。
初めにご説明した通り、初診では、診察前30分程度、診察31分程度、診察後30分程度(採血・心電図あり)はかかるものです。
軽症で下記に該当しない方などで、検査もしないなら70分程度です。早い段階で、ご変更点を職員にお伝えください。
お急ぎの方は、カルテ修正も早ければスピードアップできますので変更点は早めに伝え、予約アプリをご利用ください。
診察時間や事務処理をスピードアップさせようと当院職員一同、努力しております。
しかしながら、利用者次第のお時間という部分もこのように多数ございます。
スピードアップを希望されるようなら、以上の点で診療にご協力いただけますよう、よろしくお願い致します。
<診察の短縮が難しい場合>
*心理療法や漢方治療をご希望の方
通常の薬物療法や生活指導の他、心理療法や漢方治療についてもご説明いたします。通常より時間が長くなることをご理解ください。
*病状が重い
例) 精神病圏の病(統合失調症圏や双極性感情障害)、依存症、発達障害、知的障害、入院レベルの病状を抱えている方
*沢山話を聞いてもらいたい方
お困りごとを当院では時間が許す限り傾聴いたします。
しかし、その時間が長ければ長いほど診断に必要な問診や見立てや治療方針の説明が後回しになり時間がかかってしまいます。
15分程度、ご自身の話されたいことを話され、後半は医師の問診にご協力くださいますと診察が早く済みます。
話している間に、時間を忘れてしまわれる方は、初めにお申しつけくだされば、アラームを準備しております。
*薬物療法を拒まれている方
他医や当院医師に薬物療法が必要と言われながら薬物療法を拒まれている方の場合、疾病教育と薬物療法の必要性を説明いたします。
そうすると、薬物療法を拒まれている方の診療が長くなってしまうものです。
薬物療法が必要ない方には漢方や心理療法などで対応いたします。急性期は薬物療法で早く楽になれるため、辛い時はご検討下さい。
*暴力を伴う方
暴力を伴う方には、別途、暴力対策のお話が必要になり、時間が長くなります。
当院は、民家一階ということもあり院内暴力を固く禁じておりますので、ご理解ください。
院内の物を壊したり、他者に危害を加えたりされますと、警備会社や警察対応となる場合もありますので、ご注意ください。
謝罪・賠償など話し合いが必要になれば時間が長くなってしまいます。イライラしても、人や物にあたらないよう、ご受診ください。
暴力を伴う方は、入院設備のある医療機関の外来の方が、速やかな対応をしてもらいやすいかもしれません。ご検討ください。
*意識障害のある方
意識障害があると、時間の見当識が障害され、お時間がわからなくなってしまわれる場合もございます。
自分でも気が付かない間に長時間話していた、ということもございます。
場所の見当識が障害されれば、安全にご自宅に戻ることもままならないかもしれません。
タクシーや迎えに来て下さるご家族に連絡をとりますと、時間がかかってしまいます。
酩酊状態、認知症で当院へ辿りつくのが大変、身体合併症でぼんやりされている、意識障害でなくても解離性障害で居場所が分からなくなる方を当院では対応いたしかねます。
意識障害のある方は、サポート体制があり、速やかな対応の出来る、背景疾患の精査もできる、大きな医療機関をご選択ください。
当院より専門的医療機関を予め選択されることにより、速やかな改善を望めるでしょう。
*自殺念慮のある方
自殺念慮があると、自殺対策を講じる必要性がございますので長くなります。
そのため、通常の診察よりお時間をいただくこととなりますので、ご理解ください。
お急ぎの方は、当院ではなく、入院設備ある救急体制の整う医療機関の外来を予めご来院くださると早くなります。
緊急時対応の説明が単純になり短縮するかもしれないからです。ご検討ください。
*入院が必要なレベルの方
長期に食事をたべることができない、身体合併症が悪化した、重篤な副作用が発生した方など入院が必要な方もいらっしゃいます。
同日中の入院では、医療機関への交渉電話、紹介状作成、入院についての本人とご家族への説明など、非常に時間がかかります。
後の予約枠の患者様にも長い待ち時間が発生してしまいます。
診療所でそのような時間をとられたくないと思われましたら、入院設備のある医療機関へ予め受診されるか、早期転院が有効です。
重症化する前に、医師から転院を勧められている方は、ご検討ください。事前にご連絡下さればPSWもサポートいたします。
*検査が必要な方
沢山の検査が必要な方ほど、滞在時間は長くなります。
採血、心理検査、心電図検査など様々な検査がございます。
検査が必要と医師から予め説明を受けている方は、同日は余裕をもった時間調整をお願い致します。
*診断書や紹介状、書類作成が必要な方
診断書の記載が必要になれば、当然ながら、当日発行する場合、診察後に記載開始いたしますので、診療所滞在時間が長くなります。
職員が封筒につめ、あて名書きすれば、それなりに時間がかかるものです。10-30分は余分にかかる場合がある、とご理解ください。
お急ぎの方は、費用のみ先払いされて書類が完成してから後日に受け取りに来ることもできますので、ご検討ください。
先払いされれば書類ができるまで、カフェ、谷中銀座、根津神社で観光やグルメを楽しみ時間をつぶすこともできます。
*休職の診断書では、いつからいつまでの期間の診断書が必要かを控えてきていただけますと、調べる時間が減り早くなります。
・診療情報提供書(紹介状)希望の方
紹介先が決まっていれば、診断書も安くなり速やかに発行できます。
その場で、調べ出したり、当院PSWに依頼されれば時間がかかりますのでご留意ください。
宛名あり診療情報提供書:2500円(3割:750円)
宛名なし診療情報提供書:3500円
紹介状なら、お急ぎの方は、事前に転院先を決めてご来院いただくか、自費の紹介状をご希望してくださると、早く帰院できます。
・診察室で了解されていた書類の記載内容を後で修正したくなった方
予約制の診療所で後ろに予約が入っている場合、診察時間の延長も、再入室も対応いたしかねますので、予めご了承ください。
予約枠の隙間に話し合うため、場合によっては長時間お待ちいただくかもしれません。そのため、近日の再診枠をおとりください。
それまでに、主張が二転三転しないよう、熟慮していらして下さい。そうすれば、診察後、修正を希望されることも減るはずです。
なお、医師の記載する書類内容を利用者の指示通りにするのが当然だと期待されている方は、速やかに修正するよう命じられます。
しかし、医師は修正したいご希望を伺いますが診断書を患者が指示した文言どおり書く義務は一切ございません。
つまり、書き直しを希望される場合、ご希望と書ける範囲を再度すり合わせる話し合いが必要になりますので、お時間がかかります。
ご自身の希望内容の記載を長時間にわたり医師に強要される場合、法律違反にあたれば、然るべき対処をすることもあります。
当院方針にご了承の上、ご来院ください。
・自立支援や障害年金などの診断書
記載に時間のかかる書類もございます。これらは当日中には発行いたしかねますので、ご理解ください。
2-3週間は記載のお時間がかかりますので、出来るだけ早めに行政からもらってきて当院にご提出ください。
傷病手当金も同日中の発行では、診療の込み具合によっては、待ち時間が発生するかもしれません。
後日完成したらご連絡を差し上げますので、提出期限に余裕のある書類は、後日取りに来られた方が、待ち時間が発生しません。
*転院先医療機関の御紹介を希望される方
当日ご希望を伺って調べ始めますと、いくらPSWという専門職でもお時間がかかるものでございます。
転院を考えている、必要かもしれないと説明を受けられた方は、事前にお電話でご依頼ください。
来院日までにPSWが準備することができれば、スピードアップして待ち時間が発生し難くなります。