バナナプラグ
バナナプラグ・Yラグ端子で音は変わります。鮮明でバランスが良いケーブルに、音が変わる端子を使って良いことはありません。音がわずかに曇る・こもる・響きがのるなどが多いですが、鮮度感が上がる端子も音が変わる端子であると認識する必要があります。
「ゲンさんのスピーカーケーブル」を販売するにあたり、バナナプラグやYラグ端子をこちらで取り付けて熱収縮チューブできれいに仕上げて製品としてお送りすることを考えて探していました。
しかし、バナナプラグは以外に音が変わってしまうものが多くYラグ端子のみお取り付けさせて頂いております。
純銅や燐青銅なども期待しましたが、意外に音の変化が大きかったです。
初めから音の変化が少ない端子を使っていれば、端子でどれほど音が変わるなど気にもしなかったかもしれません。
今回も「端子取り付けオプション」として熱収縮チューブで仕上げることを目的に、赤黒のプラキャップを外した状態のプラグの形状が加工に向いているため購入しました。
結果、オーディオテクニカのAT6301は音の変化が少ない、というより感じられない優れたバナナプラグでした。
オーディオテクニカでこの価格であれば「初めて購入したのがこのプラグ」という方も多いと思います。
また、良いプラグを探してこのプラグに落ち着いた方もいらっしゃると思います。
私も通常購入する以外に入手の方法が無く、「端子取り付けオプション」にするとヤフオクの手数料や工賃などで価格が高くなってしまいます。
そのまま「ゲンさんのスピーカーケーブル」にお取り付け頂いても、色具合に統一感もあり悪くないようです。
「ゲンさんのスピーカーケーブル」への取り付け以外にも、バナナプラグの購入をお考えの方にはおすすめです。
素線径が細く本数が多い〝より線〟の場合は、先端を撚る、撚ってはんだでまとめるなど導体が全て接触するようにしてご使用ください。