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Kitami Hokuto High School Science Club

水ミーティング午後の部

2019.07.18 20:33

水ミーティング午後の部では、絵本の読み聞かせ、ビンゴゲーム、環境絵本作りを行いました。

絵本の読み聞かせでは山中一広著『うみがしんでしまうよ』と真珠まりこ著『もったいなばあさん かわを ゆく』の2冊を北斗高校放送局の1年生2名に読んでもらいました。静かな空間で聞く読み語りを来場していた約30名の親子は静かに聞きいってました。顧問Nも絵本の世界へ入り込んでいました。

ビンゴゲームは9マスの枠に9種類のシールを自分の好きな場所に貼り、部員が1つづつ示す絵柄と同じシールをチェックして3マス並ぶとビンゴ! です。水ミーティング開催にあたって山中さんから『うみがしんでしまうよ』を5冊寄贈していただきました。寄贈していただいた絵本はビンゴゲームの勝者の景品として子供たちに配りました。山中さん、ありがとうございました。

環境絵本作りは、川からごみが流れると水の中の生きものたちが泣いてしまい、ごみをきれいにすると喜んでくれる、というストーリーです。A5版5枚の紙を2つ折りにしてホチキス留めした冊子に川や海の絵と物語だけが印刷されています。そこに子供たちがシールや魚のスタンプをつかって自分で絵本を完成させます。準備中は子供たちがうまく作れるかを心配していましたが、高校生に手伝ってもらいながら楽しそうに絵本を作っていたので安心しました。消しゴムはんこは3年生の部員が作りました。シールの図柄は北斗高校の3年生とそのお母さまに描いてもらいました。ありがとうございました。

会場にはフォトコーナーを設けました。北斗高校の美術部2年生に顔出しパネルをつくってもらい、絵本づくりで使ったシールの図柄を拡大して棒に張り付けた「フォトプロップス」も用意しました。

午後の企画がこのような内容になったのは、偶然『うみがしんでしまうよ』を知ったサイエンスクラブGAPリーダーの高橋さんが、山中さんに直接連絡を取り、ご自宅までお話を聞きに伺ったことがきっかけでした。そこから構想をまとめ部員たちの手作りの企画になりました。

今年で3回目の水ミーティングは毎回内容が変化していますが、目的である「水の大切さを感じてもらいたい。流域市民に常呂川に関心をもってもらいたい」は一貫しています。私たちの活動を支えてくださる皆様のおかげで水ミーティング2019を終えることができました。本当にありがとうございました。

最後になりますが今年の水ミーティングは(公財)中谷医工計測技術振興財団の助成を受けて実施しました。心より感謝申し上げます。