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2019.07.20 04:53
こんにちは!
地方統一選挙が終わり静かな日常が戻ったばかりで、また参議院選挙によって連日お騒がせをいたしており申し訳ございません。
選挙期間も本日が最終日、明日はいよいよ投票日です。
期日前投票を済ませた人もいるとは思いますが、今回は参院選挙について少し書かせてください。
わざわざ言う必要もないかも知れませんが、今回の参院選挙では
東京都選挙区:日本維新の会公認・あたらしい党推薦の「おときた駿」
全国比例:「やながせ裕文」を応援しています。
自分の党の代表なんだから応援するのは当たり前じゃないかと思われるかもしれませんがそれは違います。
今回の参院選挙に立候補するにあたり、私は当初反対の立場でした。
それは北区長選挙に出馬し、破れたばかりで次にいくとなると、有権者から見れば、とりわけ北区の有権者からは政治家になれれば何でもいいのかと思われてしまうのではないかと考えたからです。
そもそも、私はおときた駿を崇拝して、あたらしい党に参加をしたわけではありません。(支持はもちろんしています)
私がおときた駿を明確に意識したのは、小池都知事主催の「希望の塾」でした。
当時は小池都知事が政党の公認や支援を得ずに都知事選を勝ち、従来のしがらみ政治から脱却した政治が本当に東京から始まるんだと期待に胸を膨らませていたのを覚えています。
それを知事選前から小池氏を支持し、当時は一介の塾生でしかない自分がやろうとしていたSNSの活用を政治にいち早く取り入れていたおときた駿はお手本のように映りました。
しかし、それは一度崩れ落ちます。
2017年の都議会選挙を目前にし、何としても都議会で生き残りたい政治家たちの動きが活発になり、おときた駿もその流れに飲み込まれていくように思えたのです。
(もちろん、全ての流れの源流に立っていたので自然な流れであるのですが、しがらみ政治の脱却を掲げるのであれば都民Fには合流しないで欲しかったから。)
それまでの都議会を形成していた民主党や自民党議員が議席のために我先に都民Fへ合流をし、都民Fの公認候補の大半は既存の現職議員が旗を変えただけになりました。
これまでの都議会と何も変わっていかないことを訴えるべく、当時隆盛を極める小池都政と都民Fの会に批判的な立場で2017年都議会議員選挙に立候補をしたのです。
少し話が逸れてしまいましたが、私が伝えたいのは
「自党の代表だから既定路線的におときた駿や、やながせ裕文を応援しているわけではない」
と言うこと。
手前味噌にはなってしまいますが、私の政治信条の根底にあるのは政治に対する不信感であり、政治を是々非々の立場で見て判断する事は常に心がけていることで、それはもちろんおときた駿や、やながせ裕文という政治家に対しても同じ目線で見ているつもりです。
今回選挙の争点は年金問題や消費税増税と言われていますが、私が想うのは「これまで通りの政治でいいのか」ということ。
今の情勢は丸川・吉良・山口の3候補が当確圏内、それを武見候補がやや優勢で追い、残りの2議席を立憲民主の2人と日本維新の会おときた駿で争っています。
実際のところ、組織力のある立憲民主候補の2人がやや有利である事は疑いの余地がありません。
しかし、組織力でこのまま立憲民主候補者2人が議席を獲得しても、結局は今までの力関係が踏襲されるだけ。
与党側3議席・野党3議席で丸く収まってしまいます。
年金問題や消費税の増税があっても自民党は悠々と2議席を維持し、それを批判する野党も同じ顔ぶれ。(自民党アンチでも、特定の野党アンチでもない)
これで政治が変わっていくのでしょうか?
日本人は変化を恐れると頻繁に言われますが、時には変わることを決断することも必要ではないでしょうか。
正直な話、私もそうでしたが日本維新の会は元所属議員が直前に色々と問題を起こしたこともあって、良いイメージを持たない方も多いと思います。
でも、日本維新の会は有言実行を体現している政党です。
身を切る改革を訴え、所属議員は自身の議員報酬を自らカットして被災地などの支援に独自に回しています。
奇しくも、私が公約で自身の議員報酬の50%を出来高制にしていることもあり、どれだけの覚悟を持って取り組んでいるのかとても良く分かりました。
そして、しがらみがあっては政治を前に進めることができないという主張も私の想いと共鳴する部分。
日本維新の会はしがらみが無いからこそ選挙では苦戦します。
今回も業界団体からお金や人員、組織票の上積みがあればおときた駿はとっくに当選圏内かもしれません。
それをしないのは「政治を変える」という覚悟があるから。
仮に今回当選して、おときた駿が任期のうちに結果を出さなければ、6年後の選挙では落選させる事は簡単です。
組織がないという事は浮動票をかき集めなければならず、政治をフラットに見て判断する有権者の目線に常に立っていなければ選挙で勝つ事は出来ません。
他候補が支持団体や支援組織の会合や集会を回る選挙をする一方で、おときた駿とやながせ裕文は今回選挙で間違いなく最も街に出て有権者に訴えを行なっている候補者です。
これは私の信条ですが、選挙の時に有権者の前に立たない候補がどうやって有権者の声を聞いていくのでしょうか。
一部のみの支援者の声を聞くことが政治ではないはずです。
土砂降りの雨の日も街に立ち、5万歩を超える距離を歩いて訴えを行う候補者を今回は応援したいと心から思います。
日本維新の会やおときた駿の公約を見た上で支持できないと思われればそれはもうしょうがない。
でも投票に行く前に、ぜひ政策や公約を見ていただきたいです。
公約を見てもらえれば選んでもらえる自信があると候補者自身も訴えています。
私は何が何でも投票してくださいとは自分の選挙でも言わなかったので今回も言いません。
選択肢の1つに加えていただければ幸いです。
今の日本にとって、これからの未来にとって
どの政治家が必要であるのかを選ぶのは皆さん一人一人の1票です。
追記:日本維新の会は動物愛護にも取り組んでいる政党であり、大阪では殺処分問題に対しても結果を出しているそうです。
今回おときた駿や、やながせ裕文が国会に議席を持てば、私に集まる動物関連のテーマを国会議員に直接届ける事が可能になり、少々打算的かもしれませんがそういった分野でも期待が持てると考えます。
おときた駿は確かにアンチも多く、批判的なコメントを頂戴することもしばしばありますが、今回の選挙戦を見ていても思うのは、彼は間違いなく「行動」します。
その行動力ゆえに批判が飛んでくることもあるのですが、何をしているのかも分からずに謎の任期を重ねる政治家よりは、良いものは良い、悪いものは悪いと指摘を与えることができる政治家を私は皆さんに推薦したいと思います。
最後に、今回の選挙を手伝っていてよく言われるのは「日本維新の会に合流することが決まっているから必死に応援しているんだろ」という指摘。
私は既に公言していますが、あたらしい党がなくならない限りあたらしい党の議員として活動をしていきます。
区議会からステップアップに挑戦する機会があればあたらしい党から目指したいと考えていますし、それだけの覚悟を持ってこの党に参加をしました。
政治家の言葉なんて信用できないと思われるかもしれませんが、それは私自身のこれからで証明を行なっていきたいと思います。