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つながる米屋コメタク

留学生の皆さんとお米の食べ比べ

2019.07.18 09:30

蒸しますね。

家の中にいるよりも、外で風にあたっている方が涼しいです。

身体にも空間にも風は大事なんだなーと実感しています。

先日、中国からの留学生の皆さんを囲んで新潟のお米の食べ比べと持ち寄りご飯会をしました🌾

「〇月〇日の食卓」番外編という感じ。

中国各地から新潟大学へ留学している学生さんと、新潟大学に程近い内野町(コメタクの拠点があります!)の交流を進める事業に混ぜていただき、賑やかな食卓を楽しみました。

せっかく新潟に暮らしているのだから、新潟のお米を面白がってくれたらよいなと思い、まずは食べ比べを。

新潟県内の3種類のお米を食べ比べて貰いました。

「もっちりしたお米は、どちらかというと中国の北の地域のお米に似ている」

「あっさりしたお米は、南の方のお米と似てるなー」

など、それぞれの故郷のお米の記憶を聞くのも楽しかったです!


皆さん、故郷でもお米はよく食べるそうですが、

人口も面積もビッグな中国では北と南ではお米の特徴がだいぶ違うとのこと。

北部は日本米に近く、南部はタイ米のような細長いお米が多いそうです。

食卓には、留学生の皆さんが持ってきてくださった、

・鴨肉の塩漬け(中国の家庭料理でよく使う調味料は塩!とのこと)

・中国南部の朝食でおなじみという麺(ゴマペーストで味付けされていて優しい味)

・中国の唐辛子を使ったピリ辛なジャガイモとピーマンの炒め物(辛かった!でも、夏に元気の出る味です)

・えのきのベーコン巻(ニンニクいっぱい使いました、とのこと。おいしー)

そして、新潟(日本)っぽいものとして、

・茄子漬け(新潟の夏は、これですね)

・トマト(採れたて、ぴちぴち)

・梅干し(ご飯のお供といえば!)

・のりの佃煮(のりは中国でも良く食べるそうですよ)

・鮭フレーク(これまたご飯が進む)

・鶏肉の照り焼き(おいしー!という声がたくさん聞こえました)

・生卵(卵かけご飯用。中国では生では食べないそうです)

・納豆(ご飯がいくらでも進む)

・アジフライ(内野町の元助さんのふわふわアジフライ)

・切り干し大根の煮物(愛すべき家庭料理)

・甘酒(米繋がりで、米糀の甘酒!)

などが並びましたー!

賑やかな食卓。

食卓を囲みながら、それぞれの文化を紹介しあったり、疑問に思っていることを聞いてみたり。

個人的に印象に残っているのは、留学先に新潟を選んだ理由の一つとして、川端康成の「雪国」を読んで日本の雪国に行きたいと思ったというお話。

なんだかうっとりする話。私も初めて冬の新潟に来た時に、東京から新潟に向かう新幹線の中で「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」ってこのことか!?と思うような時間を過ごしたことを思い出しました。

「交流」と言われると、何となく背筋が伸びて緊張しますが、

真ん中に食べ物があると、空気が柔らかくなる気がします。

ほどよく交わり良い空気の流れた時間だったように思います。

最後に、お米とデネッカの芽衣さんの描いた内野町のポストカードをお土産に。

いやー、楽しかった。お腹もいっぱいです。

またぜひ遊びに来てください。私も中国に行きたいなー🌾

いろんなお米が食べてみたいですー!!

企画してくれたつぼゆりちゃん、声をかけてくれたデネッカのめいさんありがとうございました!

またお会いできる日を楽しみにしています🍚