「調号カード」を生徒につくってもらう
2019.07.21 11:00
今回は調号カードのお話です。
あまりテクニック本が好きでない生徒さんが
バーナムテクニックを終了したときのことです。
効率よく練習できるテクニックの本がないかと
探し出したのが、
テクニックのテキストとしても使えるプレハノンです。
生徒さんは
「この本、中々いい感じ、弾きやすい~」と楽しそうに練習してくれました。
そこで、しっかり全調のスケールとアルペジオを弾けるようになってもらうため
レッスンごとに、調号カードも生徒さんに作ってもらうことにしました↓
予め五線を貼っておいたカードを生徒さんに渡し、
テキストで出てきた調号を書き込んでもらい
さらに、何調かを答えてもらい、それも書き込んでもらいます↓
私:(テキストを指して)「♯一つは何がシャープ?何調?」
生徒:「ファ。ト長調」
私:「正解。では書きましょう」と
五線にシャープを書き入れてもらいます。
次にそのカードの片面に、
日本語のト長調とドイツ語のGdurを書き入れてもらいます。
これで、ト長調の調号カードが完成です。
生徒さんには、
「日本語・ドイツ語どっちもすぐに言えるようにしましょうね 」
と言っています。
この日は全部で6枚、出来上がりました。
こうやって調を答えながら、
生徒さん自身に調号カードも作ってもらうので、
楽しく印象深く覚えることができ、
お家に帰ったらお手製のカードなので、見返すことも増えると思います。