165.業態発想の実例、青山大蔵さん

業態発想は小売業界以外でも起きています。例えば映画館ビジネスです。知人の青山大蔵氏が厚木駅前に「アミューあつぎ映画。Comシネマ（http://atsugi.eiga.com/）」をオープンさせました。青山氏の構想は、ロードショーではなく、廉価で高品質の映画を厚木市民に提供するビジネスです。映画館は「映画を販売する」業種ですが、青山氏のコンセプトは、まさしく映画館を業態発想した新しい展開で「厚木市民の皆さんに憩いの場を提供する」それが映画館の新しい業態発想だとしました。映画鑑賞だけでなく市民の交流の場として位置付けました。是非、厚木に行かれた時はお立ち寄りください。そう思っていましたが、残念ながら、2018年11月に閉館になり新たな映画館として立ち上がっています。その他にも、北陸新幹線、ＪＲは業種で言えば鉄道業ですが「2時間半を快適に過ごしていただく空間を提供する」と発想転換すると全く新しいビジネスチャンスが浮かび上がってきます。