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166.塩月弥栄子、人によく思われたい気持ちを忘れる

2019.07.22 05:49

茶道家の塩月弥栄子さんはたくさんのマナーに関する本を出版していますが、その中の一冊の本に大切な言葉がありましたので紹介します。

 

「よい人間関係を築くためには、人によく思われたいという気持ちを捨て去ることです。自分がどう思われるかを気にするということは、相手よりも自分に関心を寄せていることだからです。下心を捨て、相手に対して純粋に関心を寄せるところから信頼関係が始まります。相手を思いやる気持ちとは、「と」の関係を「の」に置き換えることです。先生と生徒、親子と子、上司と部下、あなたと私。この「と」で結ばれた関係は、ともすれば対立になりがちです。それを「あなたの私」といったん一歩引くことで人は冷静にも謙虚にもなれるというわけです」(塩月弥栄子から)

 

塩月弥栄子さんは2015年に残念ながらご逝去されてしまいました。塩月さんは、ほぼ半世紀前のNHKの人気テレビ番組「私の秘密」にレギュラー出演していた方で、「日本人としての常識」を話題にとりあげ、1970年に著した「冠婚葬祭入門」がベストセラーになりました。