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TURTLE MARKETING ACADEMY

167.初心を忘れないように

2019.07.22 05:52

塩月弥栄子さんの言葉通り、自分のプライドなどを忘れて真摯な気持ちで相手(お客様)を思いやる気持ちになる、それができるかどうかがプロのビューティアドバイザーと新人との差です。しかし、プロのビューティアドバイザーも心しておくべきことは、新人よりもベテランのプロのほうがいつも優秀であるとはかぎらないことです。ベテランの中には“ベテラン病”に罹っている人がいます。ベテランの悪さ加減とは、ついつい仕事の原点を忘れて近道をしてしまうことです。それに対して、新人はトレーニングを受け接客の原点を学んでいるので習った通りに仕事をころがそうとします。例えば、新人は「プラスワンを実行しましょう」といわれれば、ともかく忠実に実施します。封書DMの中にプラスワンとして、ブロッターを封入したり、また、手作りのサンキューレター書きを忠実に実施しようとします。しかし、ベテランになると「めんどうくさい、一回ぐらいしなくても関係ないだろう」と勝手に自己弁解して実施しない人が増えてきます。その結果、お客様が来店なさるのを茫然と待つ「待ちの姿勢」が基本となってしまいます。ベテランは「新人を見てわが身をただす」ことを忘れないようにしてください。そして、新人はベテランの仕事ぶりを注視していることを忘れないように、ベテランが反面教師にならぬよう気を付けてください。