フランス便り
ホームステイでお世話になった3軒のお宅へ
それぞれお礼の気持ちを込めて
思い出のアルバムを作って贈った
そのお礼メッセージが届いた
広大な敷地を持つアントワン宅では
優雅にバーベキュー
あの、弾丸フランス語トークの光景が甦る
既に定年を迎えた仲間だけで
バーベキューなんて、日本ではないかな
これがフランス
日常的に暮らしの中にあったからこそ
いくつになっても
ごく自然にできること
私からのアルバムにみんな感動してくれて
「私に乾~杯っ!」ってしてるとこだと
年明けの晩餐会
あの時と同じメンツから
マダムの作るシャルロットケーキは
手作り感が最高
パティシエが作る高級感や洗練さはないけど
それがマモン(ママ)のあったかさと
フランスの本当の家庭が垣間見れる
オーブンからの匂いに子どもたちは
待ちきれず
早く早くとせがんだことでしょう
味は保証付き!食べてないけど想像できる
もう1軒のお宅からは
ビデオレターで
超興奮したマダムがアルバムを開きながら
都度、「お~、お~」って
最後にアルバムを胸の前に持ち直立不動
懐かしいリビングから
熱狂的に私へのお礼を語ってくれた
もちろんフランス語だから
全部は分からないけど
言いたいことは十分伝わってきた
お庭のサクランボを収穫したと
ジャムにしてもまだまだ食べきれないほどの
サクランボで地面が赤い絨毯になるという
こっちもマモンの
サクランボクラフティ
一緒にお料理を作ったのを思い出すと
恐らく、これ
超簡単なはず!
これ入れて、これ混ぜて
オーブンへド~ン
以上
みたいな
フランス料理って
手間がかかった芸術性を感じるけど
それはレストランのこと
家庭のは全く違う
いかに簡単か
いかに合間で何ができるか
シンプルで大雑把に
チャチャっと作っちゃう
めんどくさいことが嫌いなズボラの私に
ピッタリな料理法なのだ
またいつか
このアルバムを見ながら
一緒に刻んだ思い出を
一緒に語り合えるのを楽しみに
そうだ
もっとフランス語勉強しよっと