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トランペット・トロンボーンレッスン

【トランペット】シェイク、リップトリルのやり方

2019.07.24 00:10

今回はトランペットのシェイク、リップトリルについて説明していきます!


こういうのって得意な方、ものすごい上手なんですよね!

僕は得意な方ではありませんが。。

実際にやっているやり方と練習法をご紹介します!


基本的にはビブラートとリップスラーの応用です!

トランペットでリップトリルをかける方法

基本的にはアゴでかけます。

ビブラートの延長なのですが、

ビブラートよりも波を大きく、顎をアウアウと早く動かします。


シラブル(舌の動き)も上手く使えると、更に上手くいくんじゃないでしょうか。


顎が早く動かない人は、早くできるよう地道な努力と共に、別の方法を身に付けましょう。


どうにかこうにかやっているとなんとかなるものです!笑

僕の場合は、楽器と頭を動かします。というか、頭を上下に振ることで楽器が動くという感じです。

恥ずかしいので人には見せたくありませんが。笑

と言っても説明だけでは伝わり辛いと思うので、コミュニティのメンバーさんのリクエストがあれば、動画にはいつか載せます!



リップトリルの練習法


①リップスラーをどんどん早くしていく。

隣の倍音でのリップスラーをメトロノームを使ってどんどん早くしていく。


②ビブラートの音をゆらす幅を広くしていく。(アゴでやる)

1,3番や2,3番、1,2,3番などの指使いがやりやすい。

ビブラートの幅を広げていって音が変わるようになってきたら、それをコントロールできるようにメトロノームで練習する。





トランペットでシェイクをする方法

普通のシェイク

リップトリルと一緒でアゴを上下にアウアウとやることで隣同士の音を早く行き来します。


口だけでは難しい場合は手で補助します。

ハンドビブラートの要領で、楽器を前後に動かすことで音を変える補助をします。


僕はシェイクの時もリップトリルと同じように頭をふってやっています。


ワイドシェイク

ワイドの場合は隣同士の音ではなく、離れた音とシェイクします。

どちらかと言うとそんなに早くなくても格好良くなるので、リップスラーの応用でいいと思います。

こちらもシェイクと同じく、手で補助をしてもいいと思います。



シェイクの練習方法

僕の認識では、

リップトリルはクラシックというイメージです。

それに対して、シェイクは主にジャズやポップスの譜面に多いと思います。



奏法は似ていますが、ニュアンスが違うため、きちんとしたイメージを持つことが大事です。


特にハイノート吹きの音源を聞くと分かりやすいと思うので、まずは音源を聴いて、正しいイメージを持つことから始めましょう。


口周りの技術的にはリップトリルとほどんど変わらないので、リップトリルで書いた練習法も有効です。


手での補助は、ハンドビブラートの時の要領で手を前後に動かし、揺れ幅を徐々に大きくしてみてください。


はじめはなかなか音が変わりにくいかもしれませんが、コツがあります。


前後の動きの、顔から離す方向を特に意識してみてください!

手前に来るときより、離す方向を意識した方が僕は上手く行く気がしてるので、是非試してみてください!



低い音域のシェイク


トランペットのシェイクは高音域が多く、高音域の方が倍音が近いためかけやすいです。


楽譜に書いてあるのも大体高音域の時です。


しかし、ビックバンドの譜面では、2-4番パートの譜面には低い音でのシェイクがよく出てきます。


この場合のコツは、


出来るだけ隣との倍音が近い指使いで吹く


ということです。

例えばチューニングの下のソ(五線の中のソ)の音だとします。


普通なら指は0番で、ピストンを押しません。

しかし、ソの音と同じ指使いで出る次の高い音がドなので、シェイクするには少し遠いのです。


なのでこの場合は1,3番の指使いでやります。

そうすることで隣の音がシになり、近くなります。


変え指を使うとどうしても音程が気になるところなので、

はじめに正規の指で音を当ててから変え指を使うと更にいいと思います。


これは高い音域の場合も同様です。


YouTubeにのってるウェインバージェロンの動画を探すと、シェイク時の指使いも見える動画がたくさんあるので、是非見てみてくださいね!



以上、簡単にですがリップトリルとシェイクについて説明してみました。




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