五輪プレ大会へメカサポートに行ってきました
東京オリンピックのテストレースに、サポーターとして行って参りました。
私は高校生の頃より自転車競技をはじめ、大学時代は自転車競技部に所属しておりました。
社会人になってからも、(少しだけ)実業団で走ったりしてましたが、その合間にたまに母校の部員の現役たちのメカニックサポートを(こちらも少しだけ)やっていました。
そして今回縁があり、大学の監督より学連選抜チームのメカニックサポートの依頼があり、受けさせていただきました。
当ショップは2月にオープンしたばかりではありますので、一日お休みするわけにもいかず、
サポートカーには乗らずに、レーススタートまでに出来る限りのサポートを行いました。
レースへの参加が決まった母校の後輩2名は、事前に数日前にメンテナンスを済ませておき、スタート地点の武蔵野の森公園では、全メンバーの直前のバイクチェックをやらせていただきました。
レース会場においては、既に事前に整備がされているバイクが持ち込まれていますので、ほとんどの場合で「見るだけ」で、ほとんど手を入れるところはありません。
しかし、直前の試走や輸送中のトラブル、スタート前のパンク、直前のスプロケットの歯数変更などによって、スタート直前に問題が生じることも少なからずありますので、そのための「私」です。
とはいえ何か問題があれば交換部品等が無ければ何もできません。
現場にはたくさんの予備資材、スペアバイクを車に積んで向かいました。
そして現場でバイクチェックの際に使ったのは、ドライバーとニッパー、プライヤー、六角レンチのみ。
これで良いのです。
今回私の任務はメカトラブルは起こさせないようにして、選手全員が個々のパフォーマンスをフルに発揮できるようにすること。
とはいえ、母校の選手2名は数日前に事前にやれることはすべてやっていたので、心配はあまりなかったのですが、他校の信州1名と京産2名の選手たちがすごく心配でした。
現場でやるべきではない作業は省いて、最低限の調整のみのメンテナンスにとどめ、送り出しました。
そして、12時のスタートを見送ったら、私は店に戻っていつも通り営業へ。
サポートカーに乗って最後までサポートを継続したかったのですが、他のサポーターの方へ委ねるかたちに・・・
なので、店に戻ってからもハラハラドキドキ。。。
夕方に結果を聞くと、学連選抜チームとしては残念ながら1名ゴールして、他のメンバーはDNFとのこと。
ゴール出来たのは京都産業大学の一人、小出 樹選手です!
なんと日本人6位/総合27位でゴールしているではないですか!!
素晴らしい!!
とんでもなくレベルの高いレースでしたよね。
小出君の前には今年のジロ・デ・イタリアを走っていた初山選手、さらに49位の最終完走者として全日本チャンピオンの入部選手が居るような状態。
リザルトから小出君の大健闘が見て取れます。
完走おめでとうございます!
そして優勝はイタリアのウリッシと2位がフォルモロ。
スタート前の2人>>
そしてフォルモロが乗っているのはSPECIALIZEDのS-WORKS TARMAC DISCですね。
ホイールはROVAL CLX50のチューブラーです。
スペアバイクとしてはVENGEが待機していたので、今回の山岳コース仕様に登坂力が強いTARMACを選んだのでしょう。
↓写真の手前コルナゴのC64はウリッシのスペアバイクですね
他にもアイルランドのダーリング(DOWLING Mark)も、TARMACを選んでいました。
やはり世界レベルのプロ選手でも平均速度37kmのスピードですからね。
それだけ激しいコースであったという事です。
完走するだけでもすごいことですよ!ホントに!
参加された選手の皆さん、お疲れ様でした。
※なお、今回撮った写真は「みやざきフレンド」のFacebookページにアルバムとして作成しておりますので、ぜひ見に来てください♪
リザルト>>
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