【トランペット】中古選ぶときに注意すること
トランペットを買うとき、中古にも掘り出し物はたくさんあります!
とくにbachの楽器などは年代によって違いがあるため、この年代の楽器が欲しい。など、ファンが多いです。
新品を買うときもそうですが、中古を買うときはその楽器の状態をよく確認する必要があります。
ピストン
一番気を付けたいのがこれです。
試奏で吹くのは一瞬なので気にならないのですが、いざ、本番で使ってみると「ピストンがあがってこない」なんてこともあります。
トランペットにおいて、前のユーザーの癖が最もつきやすいのが、このピストンだと思います。
確認方法
本当は傷だらけで動きが悪いピストンも、適当にシャカシャカ動かすだけだと、意外と気がつかないものです。
ので、慎重に確認してみましょう。
ピストンのボタンを色んな角度から押してみてください。
(やり過ぎ注意!!)
正常な楽器でも多少突っかかりがあるかもしれませんが、本番中にトラブルを起こすようなピストンならこの時にかなり分かりやすく突っかかると思います。
もし突っかかる場合は中のピストンに汚れや傷が無いか確認してみてください。
汚れの場合は、取り除くことですぐ動きがよくなるはずです。
凹み
これはほとんど外見でわかりますね!
ベル周辺が凹んでいる場合は大したことはありません。
見栄えは良くありませんが、音にはそこまで影響しないと思います。
しかし、管が細い部分は注意が必要です。
そもそも管が細い部分は修理に出しても完全に直すことは難しい場所です。
そして、音や、操作性に影響します。
意外と変わらないと思っていても、ふとしたときにこんなに吹きにくかったっけ??
ってなることがあると思います。
メッキ
メッキやラッカーなどの塗装が剥がれまくっているときも注意が必要です。(元からメッキ加工がしてない楽器もあります!)
最悪、楽器に穴が空いているときもあります。
長く同じ楽器を愛用している方の中にはマニュキュア等で穴をふさいで使っている人もいますが、中古で買うときに、穴が空いているのは良くないですよね?
外見で不安な箇所を見つけたら、管の中を覗いてみてください。
歪み
1番管や3番管は少し歪むだけでスムーズにトリガーが作動しなくなります。(主管もゆがんでるときかあります)
こんなときは、楽器屋さんのリペアで直すことができます。
しかし、注意したいのは、
この場合、買う前の良い状態のままとは限りません。極端に言えば、トリガーが動きにくいことで良い音が出る楽器だった。
という可能性があります。
少し不便でも楽器を修理に出さない方が良い場合があります。
僕も痛い思いをしたことがあります。。
その他
その他コルクやゴム、バネなどの消耗する部品も一応確認しておきましょう。
また外見は綺麗でも楽器の中が錆びなどでめちゃくちゃ汚い場合も、穴があく原因になったりすることがあるので、やめておいたほうが良いかもしれません!
管の中までチェックしてみてくださいね!
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