Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

トランペット・トロンボーンレッスン

【トランペット】の練習場所について

2019.08.05 01:08

今日は久しぶりのオフだったので、トランペット仲間と一緒に練習をしてきました!


近所のスタジオが空いてなかったので、よく行くカラオケへ。

そういえば、昔はカラオケでトランペットうるさくてダメとか言われる事もありましたが、最近は言われなくなりましたね!

響きすぎる部屋

カラオケで練習してると、パッと吹いた感じは、いつもより音がキレイに聞こえるし、下手なところが目立たないし、調子がよく感じるのですが、実際は練習になるのでしょうか??


僕はあまり良くないかな。と思います。

もちろん練習場所がなくて吹けないよりは、はるかにいいし、ちゃんと練習はできるのですが、この環境に慣れてしまうことでリスクがあると思います。



音色が分からない

一番怖いのはこれです。

カラオケで練習することに慣れすぎて、本番は自分に音が聞こえにくい響かないステージだった場合、

自分の音が悪く聞こえ、調子が悪いように感じてしまうと思います。


実際、今日の練習でも楽器やマウスピースを色々と試していたのですが、良し悪しが分かりづらくどれも良いように感じてしまいます。


通常響かない部屋の方が、音のなかに混じるノイズや豊かな音が出ているのか。判断しやすいです。



上手く聞こえてしまう

本来カラオケの部屋は、歌を気持ちよく歌えるように作ってあると思います。

ということは、自分の弱点は見つけづらいのです。


例えば細かいニュアンスなどは全然分からないと思います。

タンギングの反応、タンギングしたときの音のブレ、音の処理など、


響かない部屋ではシビアに練習できるのですが、響く部屋では、なんとなくできているような気がしてしまいます。


実際、基礎練習などはシビアにやらないと効果が薄れてしまうと思います。



フレーズの練習

前述した通り、弱点が見えにくく細かいことが気にならないことで、フレーズの歌い回しは考えやすいです。


響いて自分が上手く聞こえることで、なんとなく自分の表現したい方向が出てくる気がします。


もちろん最終的にはシビアに調整したいところです。


響かない部屋

カラオケなどとは真逆で、狭い防音室の部屋や、布張りの部屋などはかなり響きにくいと思います。


シビアな練習ができる

タンギングの質

リップスラーのスムーズな移り変わり

音程のブレ

音色感


など、基礎練習やシビアな練習をするさいは、響かない部屋がいいと思います。



下手すぎて嫌になる

自分の音がショボく感じてしまい、無駄に響かせようとすると、調子を崩す場合もあります。



クラシックなどではホールで吹くわけですから、音を飛ばすイメージも必要になってくると思います。

たまには響く部屋で吹くことも必要だと思います。


またハイトーンの練習も響くところのほうが 自信がもてて、いいかもしれません。


最近の仕事がオーケストラピットにこもってやる仕事だったのですが、

音が響かず自分のノイズと向き合う毎日で、

結果、音だしからずっと唇の反応を良くすることを意識して練習をしていました。


そして、他の仕事で響く部屋に行ったとき、「あ、基礎練習の成果がでてるな」と実感しました。

音色も技術面も少し丁寧になったというか。。


なので普段の練習では地道に響かない部屋で練習したほうが上手くなる気がしました!



トランペットコミュニティ

プロフィール↓