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GARAGE FLOW

配線ルートの違い

2019.07.30 01:00

今回は当店のインストール術を、ちょっとだけご紹介。




丁寧なプロショップ と そうじゃないショップの施工。

随所に違いはありますが、その中の一つに「配線ルートの違い」があります。





たとえば、下の写真のように こちらから 向こう側へ配線を通す場合。

【赤丸部分】

向こう側が見えていて 簡単に向こう側へ配線を通せます。



【緑丸部分】

当店の配線ルート。 わざわざ施工しにくい場所に 黄色い配線ガイドを通しています。







赤丸部分は 金属が鋭角になっていて、長年使用しているうちに コードが断線・ショートする危険があるからです。


近年の車はコストダウンのため、金属ステーのバリがひどく 手を入れると出血するほどです。

ここに配線を通すと、ギロチン状態になります。





一方 緑丸部分は、車両側にクッション保護材が巻かれていて、配線に優しいです。

自動車メーカーが、純正配線のルートとして配線設計している場所で、配線が傷つかないだけでなく 車が揺れても異音が発生しません。






配線ガイドが向こう側に通りました。








安価で短時間で施工を行うには、どこかで手を抜くしかありません。

ちなみに、上の写真は某高級輸入車ディーラーの施工。





インテリアパネルの中では、施工料金以上の差が生じています。







早い&安い施工は、最初は得をした気になりますが、保証期間が過ぎた頃 もっと高い代償を払うことになります。