ウィーン・モダン展@新国立美術館で、衝撃だったこと。
連日、美術館へ行っています。1D1U 9th Campのステッカーの絵がなかなか思い浮かばず、イラストレーターズブロック(笑)にかかっているため、美術館が私を呼んでいる気がしました。上野のクリムトをそう言えば、見逃してしまいましたが、こちらでもクリムトが見られるということでした。
しかし、タイトル通り「ウィーン」の美術展で、絵画、音楽、服飾、工芸品、建築とすべてが網羅されており、体感的にもう終わりじゃないか、と思う場所からまた更に展示が続いて、すべて見るのに90分以上かかってしまいました。
見どころは、私的には「シューベルトの眼鏡!」。いつでも作曲できるように、寝ているときも眼鏡をかけていたらしいです。インスピレーションを逃さない作戦だったのかな。シューベルトが、友人を募って音楽会を開いている絵も、楽しそうな雰囲気が伝わってきて、印象的でした。シューベルトのファンのことを「Schubertiade(シューベルティアーデ)」と言うそうです。
なんか、シューベルトの曲って、感情表現がとても繊細な感じがしていたので、楽しそうに仲間に囲まている様子は、全くイメージしていませんでした。今度から、シューベルトの曲の聞き方が変わりそうです。
作曲家でもあり、画家でもあった「シェーンベルク」の絵もありました。シェーンベルグは、無調で、記号のように? 作曲をする人であると、かつてピアニストのクライアントさんが言っていました。だからすごくハチャメチャに聞こえる音楽です。この方もオーストリアだったのですね。
そして、ヨハン・シュトラウス。誰もが聞いたことのある、ワルツだと思います。それで、ヨハン・シュトラウスについて、改めて調べてみたところ、父親と確執があり、忙しすぎてワーカホリックだったようです。それなのに、あの優雅なワルツ。どのアーティストも、ストイックなのでしょうね。(笑)
クリムトの絵は、写真を撮ってもよいことになっていました。その近くに、クリムトの写真もあって、「え、この方?!」。
これか今回一番の衝撃だったかもしれません。(笑)ちなみに、この服も、ドーンと展示されており、結構大柄な方のようにお見受けします。
とにかく、濃すぎるArt exhibition。8/5までのようですので、お時間十分に作って行かれてみてください! 新国立美術館が、こんなにキャパ大きいとは驚きでした。途中、窓の外に乃木坂の駅まで見えてしまいました。赤坂にいたのに、乃木坂のことをすっかり忘れていて、遠回りしてきたことに気づきました。今度は乃木坂から。
そして、夜中に描きたい方向性が決まり、イラストレーターズブロックが外れたのでした。