Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

2019.7.21~22 月山登山(本道寺コース)

2019.07.24 03:42

令和元年 7月21日(日)~22日(月)   参加者:10名     ガイド:白田孝人

コース  1日目:姥沢(リフト)~姥ヶ岳~柴灯森~月山山頂      月山頂上小屋(泊)

             2日目:月山頂上~胎内岩~大雪城~清川分岐~ドウダン街道~岩根沢分岐~

                           姥様~本道寺湯殿山神社

  信仰の山”月山”に通じる道は多数ありますが、最長の肘折コースに続く長さの道が、今回の

本道寺コースです。高清水通りと言われる参道は、本道寺の湯殿山神社から尾根伝いに延々

と延びています。歩く人はまばらですが、奥深い月山を味わうには最高の登山道です。今回

は、姥沢から山頂に登り頂上小屋に一泊。2日目に本道寺へと下りました。心配していた天

気ですが、庄内側はすっきりと晴れ渡り、それとは対照的に内陸側は雲海が広がっていて、

吾妻連峰、会津磐梯山、蔵王連峰、船形連峰、栗駒山、はるか遠くに岩手山と真っ白な雲の

上に高山の山頂部だけが顔を出していました。月山全体の残雪はまだまだ多く、大雪城付近

にはたっぷりの雪渓があり、本道寺コースの下り口まで覆っていました。大雪城のある東側

斜面は、花の宝庫で、人の入らない分、原生のままの月山が残っています。ヒナザクラ、ア

オノツガザクラ、チングルマなど月山の春を代表する花々が満開でした。肝心の本道寺コー

スですが、月山台地からの灌木帯も枝が刈り払われ、懸念していた歩き難さが解消されてい

ました。さらに、この日は、本道寺地区の有志の方々が登山口から草刈で登ってきていて、

背丈ほどに伸びたイタドリなども刈り払われ、とても歩き易くなっていました。この長丁場

の登山道の草刈作業は大変な労力です。地元の方々に感謝です。月山頂上小屋を出発して8

時間超。ようやく本道寺の湯殿山神社へ到着。歩き通した皆さんの表情は達成感で満足そうでした。