語呂合わせマスターから学ぶ、勝ちパターンが決まっていると強いってこと
毎回の暗記テストが余裕の子がいます。
友達に「コツは?」と訊かれて、答えているのをこっそり聞いていました。
要約すると、「語呂合わせで覚えてから、調べる」。
うむ、シンプルでいい答え。
語呂合わせってわかりますよね?僕らもよく使っています。
31日ない月を覚えるのには「西向く士」(2,4,6,9,11月)。
昭和以降の各時代から西暦に直すには、「ニッコリ(25)、パパ(88)、嫌(18)」(足すと西暦になる)
動名詞なら「メガフェップスダッパムシー」。
こんな風に何かをまとめて覚えるのには楽チンです。
そして、彼はいわば語呂合わせマスター。よく自分なりの語呂を考えてクスクス笑いながら覚えているそうです。楽しむっていいよね。
しかも彼は、語呂合わせしただけでは終わらず、きちんと調べて本質まで理解するといいます。語呂合わせで覚えているから、興味を持って素早く調べて納得できるんだそう。素晴らしい。
やってみて後から理論を理解する戦法って、スポーツと同じで、有効な子には抜群のスピードで成長をもたらします。ルールブックを読んでからバスケするより、なんとなくでもバスケをしてからルールを知った方が理解が早いのと同じです。
「語呂合わせいいじゃん。そうやればいいっていう方法があると、心にもゆとりができるよね」
静観の構えから、少し時差を置いてその件について僕がそう訊くと、彼は頷きながら、こう答えました。
「僕は焦ってやると絶対失敗するタイプなんで」
心の状況はパフォーマンスにも影響しますからね。「自分はこうやれば大丈夫」って勝ちパターンがあることで、その悪い影響を抑えることができます。
ね、だからね、作ろう、君の勝ちパターン。
作ろうっていって作れるわけじゃないけど、その意識が大事。まずは他の誰でもなく、自分が勝ちパターンて思える、やり方を見つけよう。
そのためには、やらなきゃね。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
君が手を動かすその先に答えがある。