Vol.4「2015年一白水星の吉方位・凶方位」
2015.05.07 15:05
今回は一白水星(いっぱくすいせい)です。基本方角は北を意味します。この星は、五行の考え方でいう、水の気質をもっています。水は入れ物によって形を変えます。熱すれば水蒸気となり、冷やせば氷となるなど、状況によっても姿を変えます。また、土地を潤し生命を育てます。
これらの性質から、消滅、復活、冷え込み、性的、結ばれる、といった暗示をもちます。したがって、一白水星が巡ってきている方角に吉方位として方位取りに行けば、古い取引先との仕事が復活したり、あきらめていた恋愛が実る、別れた夫婦や恋人が復縁する、よい人脈を得る、といった効果が期待できます。しかし、凶方位となる時期にこの方位をとると、仕事や恋愛が上手くいかなかったり、信頼を失いやすくなります。
一白水星を生まれ年としてもつ人は、2008年、1999年、1990年、1981年、1972年、1963年、1954年です。これ以前・これ以後は9を足すか引いた年が当てはまります。(節分以降がその年生まれになります。)
一白水星の人は、三碧木星、四緑木星、六白金星、七赤金星が巡っている方角が吉方位となります。年盤と月盤をみてこれらの星がある方角が吉方位です。ただ、その中でもその年、その月の凶方位などを除いた方角だけが吉方位ですので、範囲は狭いです。
年盤だけで判断すると、今年の吉方位は四緑木星の北西と七赤金星の南です。三碧木星は中央ですので除外、六白金星は歳破と呼ばれる大凶なので除外、となります。また、誰にでも共通の大凶方位である五黄土星(五黄殺)の西、一白水星(暗剣殺)の東、も避けるべきということになります。ただしこれに加えて毎月の月盤での吉凶も合わせて判断しないといけないので、占い師さんに見てもらいましょう。