ラジオ体操のススメ #16
こんにちは!神戸パーソナルトレーナーの山本正平です。
今回も、トレーニングに興味をお持ちのあなた、トレーニング初心者のあなた、パーソナルトレーナーをお探しのあなたに向けたお話をしていきます。
日本の朝と言えば「ラジオ体操」。
僕は、夏休みのイベントとして愛娘と一緒に、ラジオ体操に通うのが例年の楽しみ。
ただ、今年は仕事が変わったこともあっていけないかも、、(泣)
ラジオ体操には様々な面での本質が詰まっていると感じるのですが、今回は僕が考える
「ラジオ体操」のおススメポイントを3つの観点でお話したいと思います。
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観点その1:朝の日光を浴びる
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少々話は遠回りしますが、、
よい睡眠を取るためには「朝に日光を浴びること」が重要です。
1日は24時間ですが、人間の体内時計は「24.2時間」と言われていて、そこには「12分のズレ」があります。
このズレをリセットしなければ時差ボケのようにして睡眠のサイクルが狂ってしまうのですが、それをリセットする方法が「朝に日光を浴びること」なんです。
朝の6時~7時なら、まだ涼しい時間だし、日焼けを気にする必要もないですしね。
以上の観点から、おススメポイントの1つ目は「朝の日光を浴びて、体内時計をリセットできること」です。
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観点その2:内容が素晴らしい
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ラジオ体操と言えば
・肩を回す
・前にかがむ
・大きく反らす
・カラダを回旋する
・横に倒す
など、シンプルながら実に本質的な動きが詰まっています。
人間のカラダには多くの関節がありますが、その中でも特に「柔らかく動いた方がよい関節」があります。
それが
・肩
・背骨の上半分(胸椎)
・股関節
・足首
の4ヶ所です。
ラジオ体操には、この4か所を動かす運動が多く含まれているんです。
やればやるほど、「実によく考えられた動きだなー」と毎年関心させられます。
また、朝に行うこともポイントの一つ。
寝ている間は、比較的同じ姿勢のまま長時間を過ごすことから、関節が固くなりやすい傾向にあります。(動かなければ固くなる)
それを放置しておけば、カラダがどんどん固くなり、気付いた時には腰痛や肩こりに、、なんてことは良くある話です(汗)
そうならないためにも、朝にカラダを動かすことで関節の固さをリセットすることが
必要だと思います。
以上の観点から、おススメポイントの2つ目は「内容が本質的かつ、朝に運動を行えること」です。
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観点その3:続けるための仕組み
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娘が1歳の時から通い始めたので、今年で3年目になります。
毎年、1ヶ月やり切った時には非常に良いと感じるので
「これは、夏休みが終わっても毎日やろう!」
と考えています。
しかし、、
・・
9月1日になった途端に、1回もやることはありません(汗)
ナンテコッタ(-_-;)
「やった方が良いとは分かっちゃいるけど、できない、継続できない」
のが、人間というものです。
僕が、夏休み期間中にラジオ体操を1ヶ月続けられるのは
・毎日のスタンプカード
・時間と場所が決まっている
・みんなが集まる
・娘に続けることを体験させるため
と言った、仕組みの部分が大きくて、ラジオ体操の内容云々ではないことが分かります。
「続けるための仕組み」があるからこそ、続けることができると思います。
きっとあなたもそうだと思いますが、、「続けることが苦手」ではないでしょうか?
運動も健康的な食事も、「やるか、やらないか」で言えば、絶対にやった方が良いわけですが、分かっていても続けることができないのが人間です。
それを解消するのが「続けるための仕組み」だと思うんですよね。
以上の観点から、おススメポイントの3つ目は、「続けるための仕組みがあること」です。
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今回のまとめ
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今回の内容はいかがでしたか?
僕がラジオ体操をおススメするポイントは
・朝に日光を浴びて、体内時計をリセットできること
・内容が本質的かつ、朝に運動を行えること
・続けるための仕組みがあること
の3つです。
おそらく、この夏休みも近隣の自治会で開催されていると思うし、夏休みの習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか?
きっと、朝からエネルギー全快で1日をスタートできると思います!
では、次回もお楽しみ!